曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

4代目フィットの、どのグレードを選ぶか問題

2020-02-16 12:08:03 | クルマ
4代目フィットが発売され、詳細な仕様が判明したので、久々に「自分ならこのグレードでこういうオプションを付ける」をやってみた。

ヴェゼルを買ってしまったので4代目を今買うことはまずないが、ホンダのディーラーと15年以上べったりで、コンパクトカー好きなので、後期型を買う可能性はある。

4代目フィットは、コンセプトが大きく路線変更されたように思う。3代目までの「メカも結構重視」から、CMでも連呼している「心地よさ」のみ追及に。カタログや公式Webサイトでも走行性能の項目はかなり目立たない位置にある(これは最近のホンダ車全体の傾向でもある)。

そのせいかはわからないが、4代目フィットはどのグレードにもパドルシフトがない。今乗っているヴェゼルにパドルシフトがなくて困っている僕にとって、これは深刻な問題である。新型N-WGNにさえあるのに。

さらに、ガソリン車に1.5リッターエンジンのグレードがない。ハイブリッドのエンジンは1.5リッターなのに。

4代目のハイブリッドユニットは先代までのDCTを組み合わせた複雑なi-DCDから、エンジンは発電に徹して駆動は(高速巡航時以外)モーターのシンプルなe-HEVに変わった。このシステムはアコードやオデッセイで試乗したが、出力0%→100%を瞬時に自在にコントロールできるがゆえの瞬発力や滑らかな加速に衝撃を受けた。これはもうガソリンでは勝てないと思った。

4代目フィットは従来までのワンモーションフォルムを継承しながらデザインが一気に未来的になった。将来自動運転車ができたらこんな感じではないか、というような雰囲気がある。デザインモチーフが柴犬ということもあり、巨大なソニーAIBOのようにも見える。そんな雰囲気未来カーだし、ガソリン車が1.3のみでパドルシフトすらないとなれば、ハイブリッドがいいと思うのだが、ハイブリッドが高い!カタログ上の最安値を下げるためのグレード、BASICでも普通に乗り出し200万円を超える。大衆車の値段ではない。

というわけで、どうしたもんかと悩んだ末に、今回は二つ提示したい。実際に買うとなったらどうするかを自己検証する企画なので本当は一台に絞りたいのだが、それだけ4代目フィットは難しいということで。

一つめはハイブリッドのHOME。標準が鉄チンなのでアルミホイールを履かせた。色は汚れが目立たないルナシルバー。春先とか濃い色は黄砂で汚れて洗車回数が増える。ハイブリッドで贅沢するが、他は実用的に。他はフロアマットだけつけた。それでも230万円である。



メーカーオプションが2つになっているのは、アルミホイールをつけるとホンダコネクトも勝手についてくるからである。それを外すと218万まで下がるのだが。

二つめはガソリンのクロスター。今回はRS的なものがなく、NESSのテイストは趣味じゃないので。ヴェゼルで樹脂製のプロテクターが役に立つと知ったのもある。クロスターはそもそも高いのでガソリンで。これはアルミホイール付いてるのでフロアマットのみ。





というように一生懸命考えたが、やはりRS的なグレードが数年後のビッグマイナーチェンジで登場することに期待している。

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