曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 -永遠と自動手記人形-」を見てきた

2019-09-14 16:01:14 | テレビ・映画
新宿の某劇場で「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 永遠と自動手記人形」を見てきた。舞台挨拶付き。

テレビ版はオリジナルエピソードもあったが、今回のは原作あり。僕は原作を全部持っているのでもちろん読んだことのある話だったが、ほどよく忘れていたので普通に楽しめた。まあ、ヴァイオレットちゃんシリーズを楽しむってのはちょっと違う気もするけど。

前半は全寮制の女子校の話。いつもの正装とは違う服装が多くてよかった。特に学校の制服姿が可愛い。ツインテールも可愛い。純白のタキシード?も凛々しく美しかった。はっきり言って、ただヴァイオレットちゃんが可愛いだけの前半だった。初めて義手の付け根まで見えたりもした。

テレビ版から3年ほど後の話だからか、ヴァイオレットちゃんちょっと背が伸びた。女性キャラでは一番長身かも。イザベラとのダンスシーンも、背が高いので余計に見栄えがした。

後半はオリジナル(だと思う)。寄宿舎の任務後の話。ベネディクトとテイラーがメインで、二人の間をヴァイオレットちゃんが仲介する図式。

舞台がほぼライデン市。テレビ版では見られなかった下町の風景がふんだんに出てくる。美しい街だ。発明されたばかり?のエレベーターを「兵器」というヴァイオレットちゃん。ストーリーには関係なくルクリアさん登場。彼氏付き。だが、結婚してもドールはやめないという情報を、なぜかエリカたちが持っている。ルクリアさん有名なのか。

テイラーちゃんの姉探しが一応着地して終了。外伝だし、限定上映なので、OVA +α程度かなと思っていたが、長かった。舞台挨拶で内山昴輝も言ってた通り「普通に映画だった」 テレビのニュースでもやってたが、上映後に拍手が起こった。

ストーリーはそれほど泣かせるものではない。少なくともテレビ版9話、10話のようにこっちの涙腺を搾り尽くすような話ではない。が、それでもうっすら目が湿ったのは、出てくる人物が皆泣いててもらい泣きみたいな感じになったから。これも舞台挨拶で悠木碧が言ってたことなのだが、キャラクターみんなが、ただただ優しいので泣ける。悪い奴はイザベラを引き取りに来たおっさんだけで、他は皆いい人だった。

上映後、舞台挨拶。ヴァイオレットの石川由依、イザベラの寿美菜子、テイラーの悠木碧、ベネディクトの内山昴輝が登壇。

うわ本物のいっしー(石川由依)だよ、ミカサだよと感動するかと思ったらそうでもなかった。オーラは出てるのだが。服がちょっと地味だったかな。でもヴァイオレットと同じダークレッドのリボンで編んだ髪をまとめているのに気づいて感動した。ヴァイオレットちゃんの中の人が目の前にいるのだ、と。

主演はいっしーなので、最初と最後は彼女が締めたが、悠木碧がとにかくよくしゃべる。悠木碧と仲が良い寿美奈子も掛け合い的に喋る。内山氏は眠いのか口を挟むタイミングがなかなか掴めない。全体的にはそういう流れだった。アドリブが苦手ないっしーと、頭の回転が速い悠木碧は一緒にしたらダメかもと思った。

でもまあ、人気声優を四人もまとめて生で見れたし、ヴァイオレット/ミカサの声を生で聴けたし、全体的には満足でした。何より、あの事件もあったし、来年の劇場版が「1月公開」から「鋭意制作中」になってしまったので、この外伝は何としても見なければと思っていた。その使命が果たせて達成感でいっぱいです(笑)


特典でもらった書き下ろし短編。第5話の一年後の話らしいが、あんまりガバッと開きたくないので読みにくい。


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