「光のお父さん計画」それは、僕が愛してやまないファイナルファンタジーXIVの世界へ父を誘い、正体を隠しながら壮大な冒険を共にする親孝行計画である。
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アバンの子役パート。他の子は手を繋いだ両親の絵を描いているが、自分の両親は手なんか繋ぎそうもないと悲しむ光生。そういうのは子供の願望が入ったイメージだから気にしなくていいと思うぞ。実際に手を繋いでいるわけではない。
だが、光生の両親は現在も仲がいいようには見えないのだった。お母さんがキッチンに行った隙にFFXIVを起動するお父さん。ご馳走さましてすぐFFXIVを再開するお父さん。ドラマが見られないと激怒するお母さん。ボス戦のようなBGMが流れている。家庭内ボスというわけか。
お母さんの年に一度の大噴火で、お父さんのゲーム時間は1日1時間と決められてしまった。お父さん仕事辞めたんだから、昼間とか時間ありそうだけど、じょびのメンバーがいないとやらないのかな。
会社でも女子社員二人の喧嘩でピリピリムードだった。
袴田「なんだこの緊迫した空気は。シーンという音が逆に聞こえるようだ」
シーンという音が聞こえるって面白い比喩だね。今回の袴田氏は野球ネタなし。
「ふわっとした感じが出ていて適任」な光生が話を訊きに行かされるが逆効果で、喧嘩が再開してしまった。が、陽子は放っておけばいいとクールだ。
帰宅したら家の中が暗くてボス部屋のようなBGMが流れていた。ソファーとテーブルの隙間でお父さんが寝ていた。何やってんすかwww
お母さんはファンミーティングに行ってて帰りが遅い。見れなかったドラマが韓流っぽかったので、韓流スターに会うイベントなのかも。
光生は、お母さんが帰ってくるまでFFやればと提案するが、お母さんにコントローラを隠されていた。
話をするためにお父さんと駅前に食事しに行く。しかし、二人きりになると話ができない光生。
お父さんだって子供になんて話しかければいいのかわからないことがあると思うけどね。うちも、上の子が年頃になってきて気を遣うよ。
だが、光のお父さんは、気を遣っていたとかではなく、FFXIVのことで頭が一杯になっていただけだった。無意識なのかコントローラを操作しているように手が動き、FFのBGMをハミングしている。
(どんだけやりたいんだよ!)
でもまあ、つまんないから辞めるとか、半袖だから辞めるとかは、もうなさそうだからいいじゃん。
エオルゼアの温泉でメンバーに相談するマイディーさん。いいなあ温泉。
エオルゼア時間で昼になり、インディがやってきた。
「遅れてすいません。クソつまらない飲み会に参加しておりまして」
「あと、いろいろあって、1日1時間しかできなくなりまして」
(知ってるよっ)
結局食事つまんなかったのか。マイディーさんの中の人激怒。言いたいことが山ほどあるが、シャリンと音がしてタイタン戦開始。今回は「きりんセット!・・・ゴー!」は無し。
死にまくるインディさん。すいません私のミスで何度も負けてしまって、と言いながら、すぐ突撃する。自分が悪いと思っていない風なお父さんに話したいことがあるのに。お母さんに謝れって言いたいのに。
しっぽをピーンとさせて怒るマイディーさん。
「話を聞けえええ!」
特に説明はなかったが、時間内になんとかタイタンを沈めた。やった!やりました!と跳び跳ねて喜ぶインディ。
「そろそろ1時間経ったので落ちます」
「は?!」
高速で遠ざかっていくインディさん。居間では目覚まし時計のアラームが鳴っている。1時間経ったらしい。お母さんにコントローラーをもぎ取られてしまった。
0時を過ぎて、またインディさんログイン。マイディーさん、「ご結婚はされているんですか」と踏み込んだ質問。色々と誤解されそうだ。見た目女性だし。
インディは「してます」と答えた。
「まあ、いろいろなことがありますが、それが夫婦なので」
息子としても二十数年一緒にいるわけだし、光生はこれで一応納得した・・・ようなしないような。
長年一緒にいるコンビは仲直りの方法を知っている。会社では喧嘩していた女子社員が仲良く話をしていた。家では両親が頬にチューしていた。お父さんが見損なったドラマのコミック版?DVD?を買ってきたらしい。私は悪くないとほざいていたけど、お父さんはちゃんと考えていたのだ。
マイディーさんは今回は箸休めの会と言っているが、お父さんのスイッチが入ったり、さりげなく難関のタイタン戦をクリアしたりで、結構重要な回だと思うぞ。