曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

初めて大道芸を面白いと思った日

2014-09-25 19:33:50 | 日記
先日、子供を連れて某公園に行ったら、子供広場で大道芸をやっていた。子供が見たがったので一緒に見ているうちに、僕もだんだん面白くなってきて、最後まで見てしまった。この手のパフォーマンスや、駅前でやってる弾き語りなどはほとんど足を止めない僕が、最後まで楽しんだ上に、少額ながらお金まで払ってしまった。

その大道芸人は、楠良命さんという方である。本人は「ヘブンアーティスト」と名乗っていたが、調べると、それは東京都の認可を受けたパフォーマーの総称であるらしい。探せば動画も少し上がってるので、興味がある方はググって頂きたい。

最初は黒いピッタリした衣装に濃いサングラスという、モジモジ君の格好だった。一切喋らず、ホイッスルだけで子供達を煽り、風船で色んなものを作る怪しい人物に見えた。ところが、バルーンで作ったミッキーマウスを頭に乗せたまま会場を飛び出し、遊具で遊んでいる子供を無差別に襲撃(観覧してた子どもたちをハーメルンの笛吹き男よろしく引き連れて)したあたりから様子が変わった。必殺仕事人のテーマ曲に合わせて赤いバルーンを伸ばしながら膨らませて、パパママたちの笑いを誘った。

サングラスを取ったら、意外にも(?)渋い男性である。元々は役者で、今も再現ドラマなどに出演しているそうだ。道理で動きも喋りも上手いわけだ。

ゲストのジョニー(GIジョーみたいなフィギュア)を乗せた長い棒を乗せた横笛を吹く芸は、日本でも何人かしかやれないらしい。動きがないので地味な芸だと自分で言ってたが、長い棒は2メートルぐらいあった。今考えてみると、かなり凄い技だった。


切れてしまったが、棒の先端にはジョニーが座っている。

一番ウケたのは、大きな赤い風船に入る奴。モジモジ君だったはずなのに、筋肉ムキムキの柄のTシャツにジーンズ姿で出てきた。


上半身が風船の中に入った状態。


全部入っちゃったよ。


顔だけ出てきたところ。

最後は、毎回300~400個のバルーンを膨らませているうちに鍛えられた肺活量を生かし、キッチン手袋に息を吹き込んで割るという芸。手袋は厚手のLサイズだそうだ。


ショーの後、バルーンアートを作ってもらいたい子供が大行列。後ろの人たち(親)に、茶色いのと穴が開いてるのは勘弁してくれバルーン代も出ない、銀色で穴は空いてないけど水に浮くのもダメと懇願し、またウケた。僕は銀色で穴がなくて浮かない奴を二枚出した。


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