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森羅万象 ~ 歩く印象派

通販生活の「原発住民投票特集号」CM テレビ朝日が流さず

2011年11月22日 22時11分31秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

 

2011年11月22日 20時00分 (2011年11月22日 20時39分 更新)

  通販雑誌「通販生活」(カタログハウス発行)のテレビCMが放送を断られたとして、波紋が広がっている。同誌は環境問題について意見表明をする ことも多く、最新号の巻頭特集は「原発住民投票」。同誌側は「あくまで雑誌を宣伝するためのもの」と話すが、現時点では、原則として一部の政党CM以外の 意見広告はテレビでは流れない。このCMも、テレビ局側は意見広告だと受け止めたようだ。「巻頭特集は『原発国民投票』」と読み上げる

   カタログハウスが定期的にCMを流している唯一の番組がテレビ朝日系の「報道ステーション」だ。だが、カタログハウスの広報担当者によると、最新号のCMについては放送できないという連絡が広告代理店を通じてあったという。

   CMは、黒地に

「原発、いつ、やめるのか。それとも、いつ、再開するのか。それを決めるのは、電力会社でも、役所でも、政治家でもなくて、私たち 国民一人一人。通販生活秋冬号の巻頭特集は『原発国民投票』」

と テロップが流れ、男性がその内容を読み上げるというもの。最後に、「一日も早く、原発国民投票を」と書かれた表紙が表示され、男性が「全国書店で発売中」 と読み上げてCMは終わる。本来ならば、放送を断られて「お蔵入り」になるはずのCMだが、カタログハウスのユーチューブ公式チャンネルで公開されてい る。現時点で、3万8000回以上再生されている。

   書店では11月15日に発売された「秋冬号」の特集では、原発の賛否についての国民投票を求める論調が展開されている。具体的には、インタビューで国民投票に否定的な発言をした民主党の前原誠司政調会長の発言を、国会議員は官僚や選挙区の影響を受けやすいこと引き合いに

「そんな議員さんたちと比べて国民は理性的、客観的な判断力で劣るとは言えないと思うのですが」

などと批判。それ以外にも、「『原発なしでは電力需要はまかなえない』のウソ」と題して、「脱原発」に向けた識者4人の主張を5ページにわたって掲載している。

カタログハウス「CMは、あくまで秋冬号の宣伝のため」

   今回の問題をめぐっては、コラムニストの天野祐吉さんも、11月21日に更新したブログの中で、

「ま、テレビは政治的な意見広告を扱わないことになっているので、これを政治的な意見広告と判断したんでしょうが、さて、どうなのか」

と疑問を呈しており、11月23日の朝日新聞に掲載予定のコラム「CM天気図」でも「意見(異見)」を表明するという。

  なお、枝野幸男経産相は、原発の是非について国民投票を行うことについて、9月20日の会見で「あるテーマが、2つの意見のイエス・ノーで割り切れるテーマであるのかどうか」
「そうした意見を、国民投票のような形で今判断するということは不可能だと思う」

と述べている。国民投票の実施を求めること自体も政治的主張のひとつだとみることもできそうだ。

   もっとも、カタログハウスの広報担当者は

「CMは国民投票を呼びかけているのではなく、あくまで秋冬号の宣伝をするもの」

と話しており、純粋な商品広告に過ぎず、意見広告ではないとの立場だ。

   テレビ朝日広報部では、

「当該CMについては放送をしておりません。個別の判断理由はお答えしておりません」

と、ノーコメントだった。

テレビ放送されなかったCMは、ユーチューブ上で公開されている


 


東電が“原発抜きの夏”を試算 今年上回る供給力

2011年11月22日 20時41分11秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

2011年11月22日 17時38分

 東京電力が来年の夏に向け、保有する全ての原発が東日本大震災の影響や定期検査で停止しても、火力発電や揚水式発電の増強により、今夏の最大供給力を上回る約5700万キロワットを確保できるとの試算をまとめたことが22日、東電関係者への取材で分かった。

 東電は福島第1原発事故後も「原子力は重要な基幹電源」との立場を変えていないが、実際には原発がなくても計画停電などの影響が出ない可能性が高い。原発を中心とした供給計画を立てているほかの電力会社にも影響を与えそうだ。

 国内の商業用原子炉54基のうち、東電は電力会社トップの17基を保有している。

(共同)