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森羅万象 ~ 歩く印象派

落下した鳥、5000羽に 米国、まるでヒチコック映画

2011年01月04日 03時10分51秒 | 歩く印象派
落下した黒い鳥を回収する作業員=1日午後、米アーカンソー州ビービー、AP

2011年1月3日21時58分朝日COM

【ワシントン=勝田敏彦】米南部アーカンソー州の町ビービで、多数の黒い鳥が死んで落下しているのが見つかり、州漁業狩猟委員会が発表した。アルフレッド・ヒチコック監督の映画「鳥」を思わせる光景で、米メディアによると、落ちた鳥の数は約5千に達する。

 発表によると、12月31日午後11時半ごろから同委に続々と住民から通報があった。鳥の落下は町から1マイル(約1.6キロ)以内で起きており、外傷が見られ、雷かひょうに打たれた可能性があるという。

 同委員会によると、寝ていた鳥たちが、大みそかに打ち上げられた花火の光や音に驚き、ストレスで死んだ可能性もあるという。

 人口約5300人のビービは、同州の州都リトルロックから北東に約50キロ離れている。


江川卓氏の巨人入団時の社説を巡りナベツネ氏非難される

2011年01月03日 14時30分05秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

2010.12.11 10:00

 11月25日、元読売新聞論説委員の前澤猛氏が、読売新聞グループ本社・渡邉恒雄会長に対し、「虚偽の発言で名誉を傷つけられた」として慰謝料な どを求めて東京地裁に提訴した。理由は、2007年10月16日の「新聞協会報」に掲載されたインタビュー記事で、渡邉氏がこう発言したことにある。

〈社論の統一は容易ではなかったという。自衛隊一つをとっても「編集局総務のころ、前任の論説委員長と激論を戦わせた。社論と反対の社説を執筆した論説委員に執筆を禁じたこともあった」と振り返る〉

 前澤氏は、「執筆を禁じられた論説委員」を自分のこととしたうえで、事実は正反対と憤っているのだ。さらに氏は続ける。

「渡邉氏はもうひとつ事実を歪曲しています。『前任の論説委員長と激論を戦わせた』というのは、彼のいう『自衛隊について』ではなく、1978年の 江川卓氏の巨人軍入団の件です。当時編集局総務(局長代理)だった渡邉氏は、江川氏の巨人入団契約を支持する社説を書くよう要請しましたが、論説委員会に フェアプレー精神から見て正当化できないという理由で断わられた、というのが真相です」

 さらに前澤氏は続ける。「論説委員時代に会食の席で当時論説委員長だった彼に私の意見を述べたら、同席した別の論説委員から『反論しちゃダメだ よ』と叱られました。彼にとって社論は自分の意見であって、反論は受け付けない。あれ以来、『渡邉持論』が『読売社論』として確立し、いまや一部の政治家 と同じ感覚で、新聞社の主筆として日本を支配しているつもりなのでしょう。しかし、果たしてそれで、彼はジャーナリストといえるのでしょうか」

 今年に入ってからは、日本テレビの元政治部長も大学の研究所の年報に渡邉氏を批判する論文を載せている。メディア帝国のタブーが破られはじめているのか。

※週刊ポスト2010年12月17日号


ナベツネ氏を嘘つき呼ばわり 元読売論説委員30年の怒り

2011年01月03日 14時28分19秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)

2010.12.07 17:00

 あの“メディアのドン”ナベツネが訴えられた。しかも相手は読売OBだというのだからタダ事ではない。

 11月25日、元読売新聞論説委員の前澤猛氏が、読売新聞グループ本社・渡邉恒雄会長に対し、「虚偽の発言で名誉を傷つけられた」として慰謝料などを求めて東京地裁に提訴したのだ。

 問題となった発言は、新聞協会報(2007年10月16日付)に掲載された記事のもの。渡邉氏の新聞文化賞受賞を記念したインタビューだが、「激論の末、社論確立」との見出しで、次のような記述があった。

〈社論の統一は容易ではなかったという。自衛隊一つをとっても「編集局総務のころ、前任の論説委員長と激論を戦わせた。社論と反対の社説を執筆した論説委員に執筆を禁じたこともあった」と振り返る〉

 提訴した前澤氏は、「彼のいう『執筆を禁じられた論説委員』とは自分のことだが、事実は正反対」と憤る。

「1981年にあった百里基地訴訟控訴審判決については、社会部出身で司法担当の私が、論説委員会の会議に諮った上で、社論に基づいて書く予定でし た。しかし渡邉氏は『それは許さない。社論を決めるのは私であって会議じゃない。君には書かせない』といい、会議を開かず、政治部出身の論説委員に自分の 意見を社説として書かせたのです」とのことである。

※週刊ポスト2010年12月17日号


【海外事件簿】テロの温床? 英社会の苦悩

2011年01月03日 14時10分47秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2011.1.3 07:00産経

英国政府が国内でのテロ対策にやっきになっている。12月20日には全土で一斉にテロ計画との関与が疑われる人物の摘発を行い、一挙に12人の容疑者を逮捕した。12月11日にスウェーデンで起きた自爆テロ事件で、容疑者が英国で過激思想を学んだとされる事実も発覚しており、クリスマスを控え国内で同様の事態が起きるのを未然に防ぐ目的があったとされる。しかし、留学のほか旧植民地からの移民、難民受け入れなどに積極的な英国では、それらの国々から過激思想を持つ人物が入国しやすいとの指摘もあり、抜本的な対策は容易ではない。(黒川信雄)

 フランス通信(AFP)によると英警察は20日未明、ロンドン、ストーク・オン・トレント、バーミンガム、ウェールズ地方のカーディフの4カ所で、17歳から28歳の若者計12人を一斉に逮捕した。容疑者らは国際テロ組織アルカーイダの思想に啓発され、英国内で爆弾テロを計画していた可能性があるといい、警察と情報局保安部(MI5)が数カ月かけ調査を進めていたという。

 英国が大がかりな取り締まりを強行した背景には、国内でのテロ事件への懸念が急速に高まっている事実がある。

 12月11日にスウェーデン初の自爆テロ事件を起こしたイラク出身のタイムル・アブデルワハブ容疑者(28)は、英国へ留学した際に過激思想を持つイスラム集団の下に通いはじめ、テロ思想を持つようになったとされる。報道によると、アブデルワハブ容疑者はもともとは明るく社交的な性格だったが、ロンドン北部でエジプト出身の指導者と出会い性格が激変。テロ実行に至ったという。事件を受け、キャメロン首相は英国内での過激なイスラム思想に対する対策が不十分だったことを認めている。

 英国では2005年7月に東アフリカ系英国人4人がロンドン市内で同時爆破テロを実行。09年に米デルタ機爆破テロ未遂事件で逮捕されたナイジェリア人も英国に留学し、その後ロンドン中心部の高級住宅街に居住していたなど、英国での居住経験がある人間がテロの実行犯になるケースが少なくない。

 英国では、アフリカ諸国や南アジアなどの旧植民地からの移住者が多い。さらに紛争地帯からの難民受け入れなどにも積極的だが、それらの国々では過激な思想が広がっているケースが少なくない。20日に逮捕された容疑者のうち、カーディフで逮捕された5人は旧植民地のバングラデシュ出身者だった。

 英紙によると、20日にカーディフで逮捕された容疑者のうち3人は、盗難などの罪で逮捕、留置された際に、留置場内において過激思想に感化したとみられているという。抜本的な対策は決して容易ではなさそうだ。

富士山で男性滑落、意識不明の重体 山頂付近

2011年01月02日 04時52分37秒 | 山関係のニュース(報道されたもの)
2011年1月1日22時39分朝日COM

 1日午後0時10分ごろ、富士山山頂付近で男性の登山者が滑落し、けがをしたと、事故を目撃していた登山者から静岡県警に110番通報があった。男性は山梨県の防災ヘリで甲府市内の病院に運ばれたが、全身を強くうち、意識不明の重体。

 山梨県警富士吉田署によると、男性は愛知県津島市鹿伏兎町西、会社員水谷和雄さん(46)。水谷さんは同日午前11時20分ごろ、下山中に山頂付近から8.5合目付近の登山道近くの沢まで滑落、目撃していた下山中の男性が救助し、近くの山小屋まで運んだ。水谷さんは単独で登山していたらしい。