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森羅万象 ~ 歩く印象派

スカイツリー 地元民から悲鳴 「来春まで耐えられねぇ」

2011年01月07日 07時24分21秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
●立ちション、ケンカ、渋滞、違法駐車…
 来春の開業に向け建設が進む東京スカイツリー(現在539メートル)。周辺に浅草寺などがあることもあって、正月三が日は約300万人もの見物客で賑わった。この爆発的人気に、お膝元の墨田区・吾妻橋商店街は、笑いが止まらない。
「売り上げは毎日10万円以上。普段の週末の倍です」(写真土産販売店)
「11時の開店からずっと満席状態。昨年と比べ客数は5割増で、息つく暇もありません」(とんかつ店)
 特需に沸く人たちがいる一方、見物客のマナーの悪さに頭を悩ませているのが地元住民だ。
「空き缶やゴミ袋などが次々と家の前に捨てられます。付近にトイレがないせいか、家の塀に向かって立ちションする人も絶えません。昼間は交代で見張りをしています」(47歳男性)
「孫と車で買い物に出掛けようと思っても、渋滞がひどくて街から出られない。もう家でじっとしています」(66歳男性)
「早朝、日が昇ると『ワァー』という大歓声で目が覚めてしまう。深夜も車で大きな音を立ててやってくる若者が多い。とてもゆっくり眠れませんよ」(44歳主婦)
 実際、歩道は見物客であふれ、酔っぱらい同士のケンカが始まったり、勝手にマンションの高層階に上がり、写真を撮る年配男性もいた。幹線道路に堂々と車を止め、スカイツリーを背に記念写真を撮る家族連れも多い。巡回中のパトカーが注意を呼びかけると、いったんはいなくなるが、すぐ元通りに。イタチごっこだ。
「テレビだけでなく、最近はCMでもスカイツリーが放送されています。また『ソラカラちゃん』という可愛らしいマスコット・キャラクターも登場しました。この人気が来春まで続くかと思うと、ホント頭が痛いです。私たちはただ静かに暮らしたいだけなのですが……」(60代夫婦)
 不動産屋によると、スカイツリーの急激な人気で、周辺の墨田区・江東区の地価が1~2割上がっているという。今後、住民には“固定資産税増”という負担がのしかかってくる。商売をやっていない人には、何もありがたくない正月だ。

(日刊ゲンダイ2011年1月4日掲載)

中国次世代ステルス戦闘機、姿現す 試作機で滑走テスト

2011年01月07日 00時25分11秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
(6日、四川省成都市の飛行場で滑走テストを行った次世代ステルス戦闘機「殲20」。尾翼の作動を確認している)

2011年1月6日23時34分朝日COM

【成都(中国四川省)=峯村健司】レーダーに探知されにくい中国軍の次世代ステルス戦闘機「殲(せん)20」の試作機が6日、成都の軍系航空機メーカー「成都航空機工業集団」の飛行場で滑走テストを行った。朝日新聞が直接確認した。インターネット上で試作機の写真が出回っていたが、中国外務省は同日の会見で、次世代機を開発しているかどうかの確認を避けていた。

(6日、四川省成都市の飛行場で滑走テストを行った次世代ステルス戦闘機「殲20」)

 同社関係者によると、共産党軍事委員会高官や空軍幹部がテストを視察した。当初は同日、テスト飛行も行われる予定だったが、急きょ中止になった。何らかのトラブルが発生した可能性がある。


>補記

殲20”の命名の”殲”この字の意味について

殲滅の”殲”かと思いきや

中国空軍では

軍用機の分類には:戦闘機(殲撃機、強撃機)、轰炸機、殲轰機など

カテゴリがあります。

殲撃機:対空対地攻撃力を突出した機種、型番は殲xx。例:殲20

強撃機:巡航能力がある戦闘機、型番は強xx。例:強5

轰炸機:爆撃機、型番は轰xx。例:轰10

殲轰機:空中対戦能力と爆撃能力とも有する機種、型番は殲轰8

または武装へり(直昇機)の型番は武直xx。例:武直10

だから、殲20の”殲”は殲撃機という意味(殲滅とは関係ない)です。

(出典はhttp://ameblo.jp/aki9251/entry-10754563333.html#mainより)

<自転車事故>7割が交差点で発生 歩道走行、車の死角に

2011年01月07日 00時20分10秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
毎日新聞 - 01月06日 09:13

 自転車事故の7割は交差点で発生し、その主要因は自転車の歩道走行とみられることが、元建設官僚で住信基礎研究所の古倉宗治研究理事の分析で分かった。自転車を除く交差点での事故率は全体の4割強にとどまり、自転車の事故率は突出。大半は車との事故で、歩道を走る自転車が交差点に進入した際、車道走行時よりも車の死角に入りやすいためだという。自転車の車道走行は危険視されがちだが、むしろ歩道走行の方が危険性が高い実態が浮かんだ。

 古倉氏が警察庁所管の財団法人「交通事故総合分析センター」に自転車事故の発生場所の調査を依頼したところ、01年の全国の自転車事故17万5223件のうち71%に当たる12万4574件は交差点で発生。自転車を除いた交差点事故の割合は43%にとどまった。警察庁によると、09年でも自転車事故15万6373件のうち交差点での発生は11万3761件で、73%にのぼる。

 古倉氏は、国土交通省国土技術政策総合研究所が02~05年、東京都のある幹線道路の約15キロの区間で行った車と自転車の事故調査についても検討。区間内の交差点で、左折車と直進自転車の事故は計26件あったが、うち25件は自転車が歩道走行で、車道走行は1件だけ。車が脇道から幹線道路に出た際、左右からの自転車と出合い頭に衝突した事故でも、計79件中71件は自転車が歩道走行していた。

 こうしたデータを基に古倉氏は、交差点を曲がる車のドライバーにとって歩道を走る自転車はガードレールや電柱、街路樹などで死角に入ることが多く、脇道から出てくる車にとっても角の塀や建物で見えにくいため、事故に遭う確率が高いと分析。これに対し、車道を走る自転車は、右左折するドライバーに見えやすく、脇道から出てくる車にとっても、歩道と比べて角の塀や建物からやや離れていることから死角が少ないとみている。

 死角は事故の主要因で、同分析センターが03年まで9年間にわたり約300件の車と自転車との事故を調べたところ、「相手が見えなかった」「見落とした」と証言したドライバーは79%に上った。

 交差点以外での自転車の事故5万649件のうち、車道上での「車やバイクによる追突」や「追い越し時の接触」は5404件で、全体の3%にとどまっていた。古倉氏は「ふらつきなどの危険がある高齢者や幼児を除き、自転車は車道を走った方が事故は大きく減少するはずだ」と指摘している。【馬場直子】

 【ことば】自転車の走行ルール 道路交通法によると原則として車道の左側端を走らなければならない。歩道を走れるのは例外で(1)標識などで認められている(2)13歳未満や70歳以上らが乗る(3)工事などでやむを得ない--場合に限られる。歩道では車道寄りを徐行しなければならない。