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セックス・ピストルズの元マネージャー、マルコム・マクラーレン(64歳)がんで死去

2010年04月10日 01時09分14秒 | Rock 音故知新
ORICON STYLE - 04月09日 11:23

 英・パンクバンド、セックス・ピストルズの元マネージャーとして知られるマルコム・マクラーレンさんが8日にがんで亡くなったことがわかった。New York Times紙が「Malcolm McLaren, Seminal Punk Figure, Dies at 64」と伝えたほか、複数のメディアが報じている。それらの報道によると死因はがんとされ、享年64歳だった。

 マクラーレンさんは、過激で反社会的なスタンスのバンド、セックス・ピストルズを1976年にメジャーデビューさせ、後の“パンク”と称されるスタイルを知らしめたプロデューサーとしての功績で知られる。ヴィヴィアン・ウェストウッドとともにアパレル業を展開しファッション界でも活躍。また、自身がアーティストとしても活動しており、世界の音楽史を語る上で重要な人物の一人とされる。


ロンドンに生まれたマルコム・マクラーレンは、1971年にファッション・デザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)とともに後に伝説となるブティック「Let It Rock」を開店。その後アメリカでニューヨーク・ドールズのマネージャーを短期間務め、パンク文化の影響を強く受け帰国した。

イギリスでもパンクを流行らせようと考えたマクラーレンは、ブティックの店名を「SEX」と改め、ボンテージファッションを展開。さらに、当時店に出入りしていたアマチュアバンド「ストランド」に新たなメンバー、ジョニー・ロットン(Johnny Rotten)らを加えて“セックス・ピストルズ”と名付け売り出した。


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