米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)は、石原氏の都知事辞任を伝えながら、同氏が「現在の日中対立の引き金を引いた」と紹介。
米AP通信も、石原氏を「歯に衣(きぬ)着せぬ物言いの国家主義者」と形容した。
英ロイター通信は、石原氏が次期衆院選で「第3勢力」に成りうると報道。石原氏の国政復帰は、今後の日中関係をさらに悪化させかねないとの見方を伝えた。
一方、ロシアのタス通信は25日、石原氏の新党結成を東京発で報じ、関心の高さをうかがわせた。同通信は、日本の専門家の意見としつつも「尖閣諸 島を巡る石原氏の精力的活動が日中の紛争激化につながった」として、石原氏が日中関係悪化の原因を作ったと伝えた。日本と北方領土問題を抱えるロシアも、 石原氏と新党の動向に注目しているとみられる。(国際部 溝田拓士、モスクワ 寺口亮一)
(2012年10月25日23時18分 読売新聞)
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