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森羅万象 ~ 歩く印象派

無糖のダイエット飲料でも心疾患のリスクに

2008年03月23日 18時42分14秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
たとえ無糖のダイエット炭酸飲料であっても、1日に1本以上摂取すると、メタボリックシンドロームの発症リスクが上昇することが、米国の研究で明らかになった。

メタボリックシンドロームは、糖尿病や心血管疾患の危険因子(リスクファクター)の集合体で、高血圧、高中性脂肪血症、低HDLコレステロール、空腹時高血糖、過度のウエスト周囲径のうち3項目以上(日本での診断基準は、内臓脂肪蓄積者で、血清脂質異常、血圧高値、高血糖の3項目うち2つ以上)を有していると疾患に該当する。

今回の研究では、米マサチューセッツ州の住民を1948年から追跡調査しているフラミンガム心臓研究 Framingham Heart Studyの参加者約6,000人を対象とした。炭酸飲料に関する研究開始時には、被験者にメタボリックシンドローム患者は含まれていなかった。4年以上にわたる研究の結果、どのような種類の炭酸飲料であっても、1日1本以上摂取する人は、飲まない人に比較して、発症リスクが44%高いことが明らかになった。

研究著者で米ボストン大学医学部(ボストン)医学教授のRamachandran Vasan博士は、炭酸飲料とメタボリックシンドロームの関連性は、食事に含まれる飽和脂肪や繊維の量、カロリー総摂取量、喫煙、運動などの因子を調整した後も明白だったとしている。研究結果は、米医学誌「Circulation」7月24日号に掲載された。

両者の関連性を説明する仮説として、すべてのソフトドリンクに含まれる強い甘味が、甘味や脂肪分のある食品を欲する傾向を高めるという説や、カラメル成分が代謝変動を促し、インスリン抵抗性につながるという説が栄養専門家の間で論議されている。

Vasan博士は、甘味の炭酸飲料を好む人は心臓に悪い食品を好みがちと見ているが、因果関係は推測できず、炭酸飲料そのものが悪役とする証拠はまだないとし、厳格にコントロールされた動物実験により、その因果関係が解明されると述べている。

炭酸イメージ

(2007年7月23日/HealthDayNews)


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2 コメント

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見知らぬ父親へ (市村慧芳)
2008-03-24 19:06:31
お母さんにありがとうと言ったら、私はお母さんの情報をキープする。生まれる前に、恐怖体験を持って、産んでくれた。見知らぬ兄に、私が自殺する前に、確かめた。お母さんは死にたかったが、それでも愛すると確かめたかった。私は武家だから、日本の精神を必要として、日常生活して来た。私はダイエットよりも基礎新陳代謝は異常になった。やっぱり戦闘しないと、障害者になろうとした。法医学を学ばせてほしい。日本国籍なので、きっと役に立つと前向きの姿勢を取った。自衛隊関係者の精神も皆廃れていないと考えていた。
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圧縮新聞? (>見知らぬ市村慧芳殿へ)
2008-03-25 14:05:32
>こんな感じかな?

23日に8人を殺傷して警察に逮捕された事件で、東京地検は21日、甘い審査でわいせつ性の高いDVDの販売を助けたなどとして、山口県警下関署は22日午後11時ごろ、市内で運転中のところを見つかった。検察側は懲役7年を求刑した。石井容疑者は容疑を認めている。「地道に努力する子供」だった。

川田健次さん(かわた・けんじ=元東洋紡常務)が20日、国内外の希少種を集めたカエル展を始めた。国際自然保護連合(IUCN)などが提唱する両生類の保護キャンペーン「2008カエル年」に合わせたイベント。訪れた子供たちは、水槽に入れられたカエルをじっくり観察したり、金を巻き上げたりした。
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