(撫順駅)
今回の旅でぜひ訪ねてみたかった撫順へ向かうことになった。(King父に大感謝!)
撫順は石炭の街である。
満鉄の発展もこの炭坑無しには語ることはできない。
東洋最大の石炭露天掘りの姿をこの目で見てみたいものだ。
瀋陽から撫順まではバスで約1時間。
まずは瀋陽(南)駅のバス乗り場へ。
バス停の場所がわかるまで右往左往したが頻繁に出ている「本渓
行き」と同じ場所だということで、ほどなく辿り着いた。
バスはなかなか立派なバスで、トイレこそないものの昨日乗った
大連ー瀋陽間の高速バス並みの乗り心地であった。運賃は7元(105円)。
下の写真の左の人物がこのバスの運転手さん。右の女性は車掌で
(たぶん)奥さん。
今、二人でさかんに「呼び込み」を行っているところだ。
この呼び込みは、瀋陽駅を出発した後も続いた。市内の交差点で
人混みを見つけると停車し、その都度車掌が降りて行き、道行く
人に向かって「撫順行きのバスだよ。」と大声で叫ぶ。
すると、何人かが乗り込んでくるから驚きだ。この呼び込みは
高速道路の入り口に着くまで行われた。
さらに驚いたのが下の写真だ。
これは、高速に入る前に、客ではなく「荷物」を積み込む相談
をしているところだ。二人の男性は「商談」が成立すると金を
支払い車掌に荷物を預けるとすぐに立去った。
ほぼ満席になっても客を呼び込むので、座れない客も出るので
はないかな?と思っていたら、バスの荷室から日本の銭湯で座
る椅子のような物を持ちこみ立っている客に配っていた。
とにかくこのバスの運転手と車掌の夫婦は常に営業と交渉を行
いながら、撫順に向けてバスを走らせていた。うーむ。この
バイタリティが今の中国のしたたかさを現しているように思える。
そうこうするうちに撫順市内に入ったのがわかった。
これは誰でもわかる。かなり濃い石炭のにおいが車内にいても
鼻につく。
火力発電所のすぐ近くで旧い住宅を壊して住宅を新築している
市内に入り撫順の駅近くの通り。
(その2へ続く)
今回の旅でぜひ訪ねてみたかった撫順へ向かうことになった。(King父に大感謝!)
撫順は石炭の街である。
満鉄の発展もこの炭坑無しには語ることはできない。
東洋最大の石炭露天掘りの姿をこの目で見てみたいものだ。
瀋陽から撫順まではバスで約1時間。
まずは瀋陽(南)駅のバス乗り場へ。
バス停の場所がわかるまで右往左往したが頻繁に出ている「本渓
行き」と同じ場所だということで、ほどなく辿り着いた。
バスはなかなか立派なバスで、トイレこそないものの昨日乗った
大連ー瀋陽間の高速バス並みの乗り心地であった。運賃は7元(105円)。
下の写真の左の人物がこのバスの運転手さん。右の女性は車掌で
(たぶん)奥さん。
今、二人でさかんに「呼び込み」を行っているところだ。
この呼び込みは、瀋陽駅を出発した後も続いた。市内の交差点で
人混みを見つけると停車し、その都度車掌が降りて行き、道行く
人に向かって「撫順行きのバスだよ。」と大声で叫ぶ。
すると、何人かが乗り込んでくるから驚きだ。この呼び込みは
高速道路の入り口に着くまで行われた。
さらに驚いたのが下の写真だ。
これは、高速に入る前に、客ではなく「荷物」を積み込む相談
をしているところだ。二人の男性は「商談」が成立すると金を
支払い車掌に荷物を預けるとすぐに立去った。
ほぼ満席になっても客を呼び込むので、座れない客も出るので
はないかな?と思っていたら、バスの荷室から日本の銭湯で座
る椅子のような物を持ちこみ立っている客に配っていた。
とにかくこのバスの運転手と車掌の夫婦は常に営業と交渉を行
いながら、撫順に向けてバスを走らせていた。うーむ。この
バイタリティが今の中国のしたたかさを現しているように思える。
そうこうするうちに撫順市内に入ったのがわかった。
これは誰でもわかる。かなり濃い石炭のにおいが車内にいても
鼻につく。
火力発電所のすぐ近くで旧い住宅を壊して住宅を新築している
市内に入り撫順の駅近くの通り。
(その2へ続く)
社会主義国家独特の建物の雰囲気がたまらないです。東ドイツの画像もこんな雰囲気でした。しかし、かなり濃い中国旅行だったんですね・・・
とにかく石炭のにおいがすごかったです。日本が満州支配していたときも、このにおいは変わらなかったんでしょうね。あと、構内をほぼ一周する列車があるそうなのですが、残念ながら乗ることができませんでした。