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市立図書館と和光大が相互利用協定、専門書の貸し出しも/川崎

2012年11月12日 06時25分30秒 | 時事スクラップブック(論評は短め)
2011年3月4日

 川崎市立図書館と和光大学付属梅根記念図書・情報館(東京都町田市)は、3月から図書館の相互利用を始めている。川崎市内に七つある市立図書館と同大付属図書館による協力貸出に関する確認書の調印式が4日、同大学で行われた。

 同大付属図書館には、人文・社会科学分野の資料を中心に、和洋図書47万冊や雑誌5千種などが所蔵されている。キャンパスの敷地が川崎市麻生区岡上にも またがることから、市民の利用を進め、高校生以上の利用者が同大付属図書館の資料を閲覧などできる覚書を2007年に市立図書館と交わした。

 今回、新たに協定を結んだことで、利用者は最寄りの市立図書館のカウンターで申し込めば、大学図書館所蔵の専門書などを借りられるようになった。川崎市 では初めての試み。利用できるのは、市立図書館や県内の公立図書館が所蔵していない資料に限られる。同大学生や教職員も、キャンパスにいながらにして、市 立図書館の蔵書を利用できる。蔵書の運搬は、第1・第3金曜の午前中に市立図書館の車両が行う。

 市立図書館は専門書や教育関係の本の利用が増えることを見込んでおり、「一層協力関係を深めて、市民によりよいサービスを提供していきたい」と話していた。問い合わせは市立麻生図書館電話044(951)1305。 



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