映画の話でコーヒーブレイク

映画の話を中心に、TVドラマや旅行の話などを綴ります

ウォール・ストリート MONEY NEVER SLEEPS

2011-02-15 | 映画 あ行
前作のおさらいをしていざ続編!
続編って、前作の出来が良いと期待が膨らみ過ぎ、がっかりなんてことが間々ありますが・・・、
最後までまぁまぁ面白く鑑賞。
しかし、
ゲッコーも年をとったというか、
屈辱の刑期を務め上げ丸くなったというか、
やっぱり父親は娘にぁ弱いなぁっていうか、前作に比べるとかなりソフトな印象です。
  
 娘ウィニーと                       瞳の先に何を見る?
       

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         WALL STREET  MONEY NEVER SLEEPS

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     Is greed good?  強欲は善か?

 < ストーリー >
インサイダー取引で逮捕され収監されたゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)が刑期を終えて
出所したが迎えに来るものはいない。娘ウィニーは強欲で家庭を省みなかった父を毛嫌いしていた。
ウィ二ーの婚約者ジェイコブ(シャイア・ラブーフ)はウォール街で一旗揚げようとしている野心家の青年だ。
師と仰ぐ経営者は自殺、会社は破綻。裏には金融界の黒幕ブレトン(ジョシュ・ブローリン)の陰謀があった
ことを知り、ゲッコーに近づき復讐を図るが、復活を目論むゲッコーに利用され・・・。

              
               左からジェイコブ、 ブレトン、 ゲッコー

前作は世界的株価暴落となったブラックマンデーの年、
今回はリーマンショックでによる金融危機の後という絶妙なタイミングで公開された本作。
サブプライムローンなんて素人が考えてもいずれ破綻するようなスキームを、こういう人たちが
巧みに作り、儲けて、さっさと売り逃げたり、逃げ遅れたり〜。
何度こういうことをやったら学習するんでしょう?
欲望」はあらゆる分野でより豊かで快適な生活を希求する原動力にもなるけれど諸刃の剣、
度を越すと身を滅ぼします。
「お金は怪物」儲け話のある所に吸い寄せられるのねぇ。
年末ジャンボ¥3000で夢を買うくらいの欲はかわいいもんね 当たらんかったし

出所する時渡されたゲッコーの携帯電話が時代の流れを感じさせます。
「殺人でも5年が相場なのに、8年も食らっちまった」という刑務所暮らしから
「金よりも大事なのは時間だ」と言うゲッコー。説得力あります。

Mr.インサイダーと紹介された大学での講演会で、
ユーモアを交え、皮肉たっぷりにアメリカ金融業界の強欲ぶりを説き金融危機の訪れを予言する
スピーチに、観客と共に拍手しそうになりました
「君たちは『忍者世代』だ。収入なし、仕事なし、財産なし No income, no job, no assets.」 座布団3枚!
「以前『強欲は善だ』と言ったが、今や強欲は『善』というだけでなく『合法だ』」
「アメリカの富の40%を稼ぎ出しているのは金融業界だ。何も生産しない。一部の人間だけが
利益を取り、危機が起こっても誰も責任を取らない。やつらは大量破壊兵器だ」などなど 

経済に疎いのでようわかりませんが、FRB連邦準備制度理事会だか、なんだか?
会社を救ったり潰したりするのってあんな話し合いで決まるんですか?!
公的資金の投入=社会主義って・・・医療保険改革でもすぐに理由として挙げられる社会主義。
どうしてこういう反応になるのかなぁ?
実体ではなく風評や意図的なリークによる駆け引き、誰がどういう見解を発表しただので、
上がったり暴落したり過敏に反応するマーケット。
この業界に長いこといたら神経すり減るねぇ〜。

一方、ジェイコブは師と仰ぐ社長の自殺にリベンジを誓う。
ここで、ゲッコーの娘ウィニーを挟んで、二人の男は共に金融業界への復讐でお互いを利用することになる。
しかし、父を憎んでいたウィニーが、父と同業のジェイコブに魅かれるかなぁ?
同業者を恋人にするってところが納得いきません。 でもそうでもしないと話は繋がらないか・・・。

娘ウィニーはネットのライター、
ジェイコブの投資先はエコエネルギービジネス、
資金を出すのは中国人投資家って、今の時代を反映してますねぇ。

資金集め?パーティーでのセレブ奥様達の装いと煌びやかなアクセサリー
特にイヤリングがスゴイわねぇ〜。 こんな世界が・・・、っとそこに登場するバド!
前作でゲッコーにそそのかされ違法なインサイダーに手を染め、底なしの深淵を覗き危うく落ちそうになるも
ゲッコーを売り、自らも逮捕されたバド(チャーリー・シーン)。
刑期を終え真っ当な人生を歩んでいるかと思えば・・・あかん
ノー天気な顔をして美女に囲まれヘラヘラ。飛行機会社を・・・ 学ばなかったんだね。 

金融界の重鎮で出演のイーライ・ウォラック。
ホリディ」にも出演していましたが、95歳って!
前回の「RED」のアーネスト・ボーグナインより年上ですよ  すごいなぁ〜。

ジェイコブの母で登場のスーザン・サランドン。
看護婦を辞めて濡れ手で粟の不動産仲介業になるも、バブルが弾けて・・・。
彼女を描いたってことはストーン監督の強いメッセージを感じます。

ジェイコブの師を演じるフランク・ランジュラ。
昔「ドラキュラ」でスリムなハンサムさんだったのに・・・恰幅の良いダンディーさんではある。


前作は実の父とゲッコーの間で「欲か倫理か」で揺れ動き追い詰められるバドを描いていたけれど
本作はジェイコブとウィリー、ゲッコーと娘、ジェイコブと母という家族愛に流れたエンディングで
後半いま一つ迫力に欠けたかなぁ。
だいたいジェイコブは何の仕事をしているの?

みんなの笑顔が映し出される中、最後にシャボン玉が空に舞って・・・
次なるバブルはエコビジネス?を思わせますが、これはストーン監督からの警告でしょうか?
 そうそう、ストーン監督がヒッチコックのように2回登場。
 監督のお顔のアップは止めてサムネイルサイズにしておこう。

人間の強欲は果てしなく・・・。夏のジャンボも買おうかな〜っと


今日からスタバのコーヒーが値上げだとか。
コーヒーや小麦粉など食料品の値上げは、気候変動や災害による不作や新興国の消費拡大などと
言われているけれど、投資の行き場をなくしたお金が先物相場などに流れ込み価格に影響を与えている
って見方もあるらしい。
やっぱり「MONEY NEVER SLEEPS お金は怪物」?



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