予告編やTVCMで見た迫力の「イタリアーノ!」と豪華女優陣に惹かれ見て来ました。
まぁまぁ、アカデミー賞受賞者が6人も出演!なんと贅沢な出演者ですこと。
ナイン NINE
イタリア人監督フェディリコ・フェリーニの1963年の映画「81/2(はっかにぶんのいち)」。
タイトルだけは知っていましたが見たことはありません。
本作は「81/2」をもとに、ブロードウェイでミュージカル舞台劇にしたものを映画化したものです。
昔から「81/2 はっかにぶんいいち」って変なタイトル~と気にはなっておりましたが
今回調べてみました。
フェリーニが81/2とつけたのは、
その作品の前に6本の長編と2本の短編、そしてもう一本共同監督作品があったからだそうです。
そして「81/2」をもとに、1982年から800回近く上演されトニー賞獲得したブロードウェイの
舞台「ナイン」の題名は、81/2に音楽を加え、その分として1/2を加えて9ということのようです。
< ストーリー >
1964年映画監督グイドは、新作「イタリア」の制作に行き詰まり、スタッフ・リリーのすすめで
海沿いのホテルで休暇をとることにした。そこに妻ルイザを呼び寄せたが、突然愛人カルラが押しかけ
挙句の果てにカルラは自殺未遂を起こす。そんなグイドに愛想を尽かし、ルイザはグイドのもとを去る。
グイドは撮影を中止し、二年後・・・。
登場する女優陣は左から
主演女優(ニコール・キッドマン)、9歳の監督の記憶に残る娼婦(ファーギー)
奔放な愛人(ペネロペ・クルス)そしてマエストロと呼ばれる監督グイド(ダニエル・デイ=ルイス)
献身的な妻(マリオン・コティヤール)、衣装デザイナー(ジュディ・デンチ)
雑誌記者(ケイト・ハドソン)、母親(ソフィア・ローレン)
自分でアイデアを出し作品を仕上げる創造的な仕事って、想像するだに壮絶なる「生みの苦しみ」を
伴うものなのでしょうね。
かのフェリーニも、本作のグイド同様、全く脚本ができていないのに記者会見だ何だと追い詰められ
にっちもさっちも・・・ええぃ!と開き直ってそんな自分の姿を描いたのが81/2だったのでしょうか?
まぁ、ミュージカルなので、見所はやはり豪華出演者の歌と踊りでしょうか。
皆さん芸達者で、ご自分で歌って踊って、ジュディ・デンチが歌うなんて・・・以外でした。
ペネロペ・・・お色気ムンムン。あのダンスは、ちょっとやりすぎじゃぁないでしょうか?
マリオン・コティアールはアカデミー賞受賞のピアフ役実証済みだし、ケイト・ハドソンもお上手なので驚きでした。
ダニエル・デイ・ルイスは・・・この役はやっぱり母性本能をくすぐるイタリア男にやってもらいたい。
でもマストロヤンニ以来イタリア男優で思いつく人がいませ~ん。
当初、スペイン俳優ハビエル・バルデムだったそうですが、ラテン系だけれど濃過ぎー。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズはキッドマン演じる主演女優役の話があったとか。
このお二人が出演していたら、もっと危ない感じになったでしょうね。
ケイト・ハドソンの「Cinema Italiano」とファーギーの「Be Italian」の2曲が頭の中で流れてます
それでは、イタリア人っぽく、「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!」
「食べて、歌って、愛して!」
最初の方にクラウディア・カルディナーレに似た方がちょこっとでていませんでした?
3月半ばから新宿K's chinemaで「祝フェリーニ生誕90年!」開催していたのですね。
やっぱりイタリア男といえばマストロヤンニ?
個人的にはロッサノ・ブラツィ(「旅情」や「南太平洋」に出演)が好き
***** 見た 映画 *****
4月13日 「シャッター・アイランド」@TOHOシネマズ スカラ座
「キャタピラー」@有楽町 寺島しのぶさんがベルリン映画祭で主演女優賞獲得した作品
まぁまぁ、アカデミー賞受賞者が6人も出演!なんと贅沢な出演者ですこと。
ナイン NINE
イタリア人監督フェディリコ・フェリーニの1963年の映画「81/2(はっかにぶんのいち)」。
タイトルだけは知っていましたが見たことはありません。
本作は「81/2」をもとに、ブロードウェイでミュージカル舞台劇にしたものを映画化したものです。
昔から「81/2 はっかにぶんいいち」って変なタイトル~と気にはなっておりましたが
今回調べてみました。
フェリーニが81/2とつけたのは、
その作品の前に6本の長編と2本の短編、そしてもう一本共同監督作品があったからだそうです。
そして「81/2」をもとに、1982年から800回近く上演されトニー賞獲得したブロードウェイの
舞台「ナイン」の題名は、81/2に音楽を加え、その分として1/2を加えて9ということのようです。
< ストーリー >
1964年映画監督グイドは、新作「イタリア」の制作に行き詰まり、スタッフ・リリーのすすめで
海沿いのホテルで休暇をとることにした。そこに妻ルイザを呼び寄せたが、突然愛人カルラが押しかけ
挙句の果てにカルラは自殺未遂を起こす。そんなグイドに愛想を尽かし、ルイザはグイドのもとを去る。
グイドは撮影を中止し、二年後・・・。
登場する女優陣は左から
主演女優(ニコール・キッドマン)、9歳の監督の記憶に残る娼婦(ファーギー)
奔放な愛人(ペネロペ・クルス)そしてマエストロと呼ばれる監督グイド(ダニエル・デイ=ルイス)
献身的な妻(マリオン・コティヤール)、衣装デザイナー(ジュディ・デンチ)
雑誌記者(ケイト・ハドソン)、母親(ソフィア・ローレン)
自分でアイデアを出し作品を仕上げる創造的な仕事って、想像するだに壮絶なる「生みの苦しみ」を
伴うものなのでしょうね。
かのフェリーニも、本作のグイド同様、全く脚本ができていないのに記者会見だ何だと追い詰められ
にっちもさっちも・・・ええぃ!と開き直ってそんな自分の姿を描いたのが81/2だったのでしょうか?
まぁ、ミュージカルなので、見所はやはり豪華出演者の歌と踊りでしょうか。
皆さん芸達者で、ご自分で歌って踊って、ジュディ・デンチが歌うなんて・・・以外でした。
ペネロペ・・・お色気ムンムン。あのダンスは、ちょっとやりすぎじゃぁないでしょうか?
マリオン・コティアールはアカデミー賞受賞のピアフ役実証済みだし、ケイト・ハドソンもお上手なので驚きでした。
ダニエル・デイ・ルイスは・・・この役はやっぱり母性本能をくすぐるイタリア男にやってもらいたい。
でもマストロヤンニ以来イタリア男優で思いつく人がいませ~ん。
当初、スペイン俳優ハビエル・バルデムだったそうですが、ラテン系だけれど濃過ぎー。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズはキッドマン演じる主演女優役の話があったとか。
このお二人が出演していたら、もっと危ない感じになったでしょうね。
ケイト・ハドソンの「Cinema Italiano」とファーギーの「Be Italian」の2曲が頭の中で流れてます
それでは、イタリア人っぽく、「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!」
「食べて、歌って、愛して!」
最初の方にクラウディア・カルディナーレに似た方がちょこっとでていませんでした?
3月半ばから新宿K's chinemaで「祝フェリーニ生誕90年!」開催していたのですね。
やっぱりイタリア男といえばマストロヤンニ?
個人的にはロッサノ・ブラツィ(「旅情」や「南太平洋」に出演)が好き
***** 見た 映画 *****
4月13日 「シャッター・アイランド」@TOHOシネマズ スカラ座
「キャタピラー」@有楽町 寺島しのぶさんがベルリン映画祭で主演女優賞獲得した作品
オープニングの全員が登場するシーンは、まさに圧巻でしたが、
その後のソロシーンは平凡に感じてしまいましたよ。
タイトルにはそんな意味がありましたか。勉強になります。
ケイト・ハドソンがあんなに歌って踊れるとは。
ファーギーのパンチの効いた歌と踊りに。
ソフィア・ローレンの若さに。
ペネロペとマリオンの思い切った踊りに。
っと、驚くことばかりでした。
二コールの影がちょっと薄かった?
子供時代のグイドが9歳っていうのもあるようですよ。
へえ~、グイド役には当初、バルデムが予定されていたのですか。バルデムだったら、本作の真面目そうなグイドと違って、ひとくせもふたくせもある、あくの強いグイドになっていたでしょうね((笑)。