私にとっては遠い国、アルゼンチンの映画です。
劇場で何度か予告編を見て興味を持っていたのですが、見逃してしまった本作。
DVDにて鑑賞しました。
アルゼンチンの映画といえば・・・、
まず思い出すのは2010年公開の「瞳の奥の秘密」。これは面白かった~
他には、
ブサカワ(不細工カワイイ)アルゼンチン産わんこのドゴ・アルベンティーノ出演のロードムービー「ボンボン」や
リストラされた孤独な中年女性の破れかぶれの奮闘ドラマ「ルイーサ」を見ました。
社会情勢や文化が違うので、日ごろハリウッド映画を見慣れている身としては、
結末らしい結末が無いところに
「えっ、もう終わり? この後どうなるの~?」という中途半端な感じが残りました。
*********************
幸 せ の パ ズ ル
*********************
< ストーリー >
南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。マリアは夫と2人の息子と暮らす専業主婦。
50歳の誕生日プレゼントにもらったジグソーパズルにはまり、
それまで気付かなかったパズルの才能に目覚める。
ある日、目にした「パズル大会のパ-トナ-募集」という広告に応募し、
家族に内緒で富豪の独身紳士ロベルトとペアを組み、ゲーム大会出場を目指し練習することになる。
思い切って全国大会出場を家族に打ち明けるが、夫には一笑に付され、
自分のことしか頭にない息子たちからは相手にされない中、ますますパズルにのめり込んでいく。
一方、彼女の才能を認め、優しく教えてくれるロベルト。
マリアとロベルトは国内大会で優勝し、ドイツで開催される世界大会に出場することができるのか?
冒頭、誕生パーティーで大勢の料理を一人で作り忙しく働くマリア。
一体誰の誕生日なんだろう?と思ったら…なんと!マリア本人の誕生日
えー!主役が自分で作った料理やケーキをみんなにもてなし、後片付けもするの…?と驚きました。
どうもアルゼンチンでは男女の役割分担がはっきりしていて、男尊女卑社会のようです。
妻は夫に従い、家庭を守り、子供たちを慈しむ、一昔前の日本のような感じです。
ジグソーパズルに目覚めたマリアが新しいパズルを買おうとすると、「時間の無駄だ」だの
「一つ買って何度もすればよい」と全く理解せず、全国大会に出場するといっても一笑に付す夫。
家を出て自立すると言いながら、母離れできない長男に、
親の金で大学を休学し恋人とインドに行くという次男。
これといった不満はないものの、満たされない気持ちを持てあまし気味だったマリアにとって
ジグソーは妻や母という役割から解き放たれ、本当の自分を表現する新たな手段となる。
ジグソーのピースを一つ一つ埋めるがごとく、自己実現欲求を満たしていく。
ジグソーパズルに才能?っと思ったそこのあなた!
マリアは枠のピースから埋めていくという常套手段ではなく、
出来上がりの写真を見ることなく、真ん中のピースから集めて完成させることができるんです。
そして1000ピースなら1日で完成できるという設定です。
1000ピース1日・・・気が遠くなりそうです。
それまでの彼女の存在意義は料理でしたが、
夫は「太極拳」を始め自分で健康管理を始め、次男は恋人の影響でベジタリアンになっていく。
そして、打ち込む対象が料理からジグソーにと変わってゆきます。
そして・・・・
いつしか自分の才能を認めてくれるロベルトと気持ちが通じ・・・えー?いいの?
最大の盛り上げりかと思われた全国大会はさらり~っと描かれ、
ロベルトとの関係に夫と一波乱や修羅場な~んてことになるの?
ドイツ世界大会へは? 絶対行くべきよ、マリア!
などなど、気になるところはそのままにエンドロール!
ハリウッド映画なら、ここからがクライマックスじゃない~?
でも・・・本作は、平凡な日常の中で自己実現の道を見つけ、自分に自信を持って
変わっていくマリアを描くってところがポイントなんでしょうか?
その後のマリアは・・・う~、気になる!
***** 見た 映画 *****
4月20日 「グレイズ・アナトミー シーズン7 vol.9 vol.10」 DVD
4月21日 「グレイズ・アナトミー シーズン7 vol.11」 DVD
「幸せのパズル」 DVD
劇場で何度か予告編を見て興味を持っていたのですが、見逃してしまった本作。
DVDにて鑑賞しました。
アルゼンチンの映画といえば・・・、
まず思い出すのは2010年公開の「瞳の奥の秘密」。これは面白かった~
他には、
ブサカワ(不細工カワイイ)アルゼンチン産わんこのドゴ・アルベンティーノ出演のロードムービー「ボンボン」や
リストラされた孤独な中年女性の破れかぶれの奮闘ドラマ「ルイーサ」を見ました。
社会情勢や文化が違うので、日ごろハリウッド映画を見慣れている身としては、
結末らしい結末が無いところに
「えっ、もう終わり? この後どうなるの~?」という中途半端な感じが残りました。
*********************
幸 せ の パ ズ ル
*********************
< ストーリー >
南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。マリアは夫と2人の息子と暮らす専業主婦。
50歳の誕生日プレゼントにもらったジグソーパズルにはまり、
それまで気付かなかったパズルの才能に目覚める。
ある日、目にした「パズル大会のパ-トナ-募集」という広告に応募し、
家族に内緒で富豪の独身紳士ロベルトとペアを組み、ゲーム大会出場を目指し練習することになる。
思い切って全国大会出場を家族に打ち明けるが、夫には一笑に付され、
自分のことしか頭にない息子たちからは相手にされない中、ますますパズルにのめり込んでいく。
一方、彼女の才能を認め、優しく教えてくれるロベルト。
マリアとロベルトは国内大会で優勝し、ドイツで開催される世界大会に出場することができるのか?
冒頭、誕生パーティーで大勢の料理を一人で作り忙しく働くマリア。
一体誰の誕生日なんだろう?と思ったら…なんと!マリア本人の誕生日
えー!主役が自分で作った料理やケーキをみんなにもてなし、後片付けもするの…?と驚きました。
どうもアルゼンチンでは男女の役割分担がはっきりしていて、男尊女卑社会のようです。
妻は夫に従い、家庭を守り、子供たちを慈しむ、一昔前の日本のような感じです。
ジグソーパズルに目覚めたマリアが新しいパズルを買おうとすると、「時間の無駄だ」だの
「一つ買って何度もすればよい」と全く理解せず、全国大会に出場するといっても一笑に付す夫。
家を出て自立すると言いながら、母離れできない長男に、
親の金で大学を休学し恋人とインドに行くという次男。
これといった不満はないものの、満たされない気持ちを持てあまし気味だったマリアにとって
ジグソーは妻や母という役割から解き放たれ、本当の自分を表現する新たな手段となる。
ジグソーのピースを一つ一つ埋めるがごとく、自己実現欲求を満たしていく。
ジグソーパズルに才能?っと思ったそこのあなた!
マリアは枠のピースから埋めていくという常套手段ではなく、
出来上がりの写真を見ることなく、真ん中のピースから集めて完成させることができるんです。
そして1000ピースなら1日で完成できるという設定です。
1000ピース1日・・・気が遠くなりそうです。
それまでの彼女の存在意義は料理でしたが、
夫は「太極拳」を始め自分で健康管理を始め、次男は恋人の影響でベジタリアンになっていく。
そして、打ち込む対象が料理からジグソーにと変わってゆきます。
そして・・・・
いつしか自分の才能を認めてくれるロベルトと気持ちが通じ・・・えー?いいの?
最大の盛り上げりかと思われた全国大会はさらり~っと描かれ、
ロベルトとの関係に夫と一波乱や修羅場な~んてことになるの?
ドイツ世界大会へは? 絶対行くべきよ、マリア!
などなど、気になるところはそのままにエンドロール!
ハリウッド映画なら、ここからがクライマックスじゃない~?
でも・・・本作は、平凡な日常の中で自己実現の道を見つけ、自分に自信を持って
変わっていくマリアを描くってところがポイントなんでしょうか?
その後のマリアは・・・う~、気になる!
***** 見た 映画 *****
4月20日 「グレイズ・アナトミー シーズン7 vol.9 vol.10」 DVD
4月21日 「グレイズ・アナトミー シーズン7 vol.11」 DVD
「幸せのパズル」 DVD
最初のお誕生日のシーンはびっくりしましたよね。
国によって文化が違うのだなあと。
今の日本じゃあまり考えられないですよね。
僕らが観てラストにもやもや感を感じるのも文化の違いなのかなと思いました。
昔の日本もこんな感じはあったのかもしれませんね。
仰るとおり「変わっていくマリア」がポイントだと思います。ジグソーパズルにはまる…私はこの辺もちょっとアルゼンチンという、いわゆる先進国でない国らしさを感じました。ニューヨークだったらこうじゃないだろうなって^^;
コメントありがとうございます。
ぱぴこさんのブログのブログ、拝見したいのですが・・・あれ?アドレスが見当たりません。アドレスを教えてくださいませんか?
コメントを残させていただきますので、よろしくお願いいたします。