意外なことに、本年度のアカデミー賞の主要6部門(作品賞、監督賞、主演男女優賞、助演男女優賞)
すべてでノミネートされた唯一の作品で、主演女優賞を弱冠22歳のジェニファー・ローレンスが
受賞です
原題の「Silver Linings」。
「Every cloud has a silver lining. すべての雲には銀の裏地がついている」という諺で
「どんな不幸や災難にも何かしらいいことがあるものだ」という意味です。
東洋的にいうならば「人間万事塞翁が馬」。
この映画を見て思い出したのが、1998年の映画「恋愛小説家 As good as it gets」。
ジャック・ニコルソンとヘレン・ハントがアカデミー主演男・女優賞を受賞しました。
「As good as it gets」というタイトル、上手く日本語にならない表現ですが、
強迫神経症の恋愛小説家と、病気の息子を抱えたウエイトレス、ゲイで両親から拒絶された芸術家の3人が「現実の状況をそのまま受け入れ、そこで得られる精一杯の幸せ」を希求するというストーリーで
見ると必ず泣いてしまう大好きな映画です。
「恋愛小説家」の最後に流れる「Always look on the bright side of life」。
元は英国のモンティパイソンのなかで歌われた曲だそうですが、いろんな方が歌っていて
よく知られています。歌詞がとてもいいんです
「苦しい時には口笛を吹いて、前向きに明るく生きていこうよ」と背中を押してくれる感じです。
**************************
世 界 に ひ と つ の プレイブック
Silver Linings Playbook
*************************
< ストーリー >
妻の浮気現場に遭遇し逆上、浮気相手を殴り倒し双極性障害と診断され病院で治療中のパット。
退院し実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指すが時々自分をコントロールできなくなる。
妻への執着は収まらず、接近禁止命令が出ている。そんな時出逢った友人の義理の妹ティファニー。
彼女は夫を事故で亡くし荒れていたが、立ち直るためにダンスコンテストへの出場を決意し、
パットの妻に手紙を渡す代わりに、強引にパットをパートナーにする。
気が乗らないパットだったが、立ち直りを賭けてコンテストに出場する。
スティービー・ワンダーの「My Cherie Amour」
主人公パットにとっては結婚式での思い出の曲であり、不倫を目撃した時に流れていた辛い曲。
妻の浮気現場に遭遇したら…人はどういう反応をするのでしょう?
ブチ切れて暴れるか?、茫然自失で固まるか?
パットは切れて相手を殴り倒し病院へ収容され、8か月治療を受けることに。
以来、自分の感情を抑えられなくなる。
浮気した妻を恨むならわかるけれど、パットは復縁を望み彼女に執着する。
2011年ピープル誌で「最もセクシーな男性」に選ばれたイケメンのクーパーが
立ち直れないダメ男を演じるのが可笑しい。
夫を交通事故で亡くして荒れていたティファニーを演じるジェニファー・ローレンス。
22歳とは思えない存在感。胆の据わったお顔立ちと、ハスキーな声がいい~
年下なのにすっかり主導権を握り、煮え切らないパットをダンスコンテスト出場に引きずり込む。
TVドラマ「私はラブ・リーガル」の台詞で知ったのですが、愛する人を亡くした時、
喪失や悲しみには5つのステップがあるそうです。
1.否定 denial
2.怒り anger
3.もがき bargaining
4.うつ depression
5.受容 acceptance
パットは妻を亡くしたわけではないですが、拒否され喪失感を抱いているわけで、
怒り→もがき→受容というステップを踏んでいるようです。
共に心を病んだふたり。
精神的に参った時は体を動かすのがいいようです。頭をからっぽにして汗をかき、疲れて寝る。
突然ダンスなの~?と思ったのですが、リハビリにはうってつけかもしれません。
ふたりを取り巻く人たちもちょっと変わってます。
デニーロ演じるパットの父は、かなりキレキャラです。パット以上に危ないレベル。
パットの兄も、友人も、友人の妻(ティファニーの姉)も・・・。
途中から結末は読めるのですが、最後までハラハラ + 笑いあり。
家族の一員でもないのに、「パット、よかったねぇ~」と晴れやかな気持ちになりました。
ダンスの後、パットは別れた妻の耳元で何と呟いたのかしら? 気になる~。
久々登場のクリス・タッカー。
抑え目の演技で…ジャッキ―・チェンと共演した「ラッシュ・アワー」のマシンガントークが懐かしい~。
***** 見た 映画 *****
3月19日 「クラウド・アトラス」 @109シネマズMM横浜
すべてでノミネートされた唯一の作品で、主演女優賞を弱冠22歳のジェニファー・ローレンスが
受賞です
原題の「Silver Linings」。
「Every cloud has a silver lining. すべての雲には銀の裏地がついている」という諺で
「どんな不幸や災難にも何かしらいいことがあるものだ」という意味です。
東洋的にいうならば「人間万事塞翁が馬」。
この映画を見て思い出したのが、1998年の映画「恋愛小説家 As good as it gets」。
ジャック・ニコルソンとヘレン・ハントがアカデミー主演男・女優賞を受賞しました。
「As good as it gets」というタイトル、上手く日本語にならない表現ですが、
強迫神経症の恋愛小説家と、病気の息子を抱えたウエイトレス、ゲイで両親から拒絶された芸術家の3人が「現実の状況をそのまま受け入れ、そこで得られる精一杯の幸せ」を希求するというストーリーで
見ると必ず泣いてしまう大好きな映画です。
「恋愛小説家」の最後に流れる「Always look on the bright side of life」。
元は英国のモンティパイソンのなかで歌われた曲だそうですが、いろんな方が歌っていて
よく知られています。歌詞がとてもいいんです
「苦しい時には口笛を吹いて、前向きに明るく生きていこうよ」と背中を押してくれる感じです。
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世 界 に ひ と つ の プレイブック
Silver Linings Playbook
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< ストーリー >
妻の浮気現場に遭遇し逆上、浮気相手を殴り倒し双極性障害と診断され病院で治療中のパット。
退院し実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指すが時々自分をコントロールできなくなる。
妻への執着は収まらず、接近禁止命令が出ている。そんな時出逢った友人の義理の妹ティファニー。
彼女は夫を事故で亡くし荒れていたが、立ち直るためにダンスコンテストへの出場を決意し、
パットの妻に手紙を渡す代わりに、強引にパットをパートナーにする。
気が乗らないパットだったが、立ち直りを賭けてコンテストに出場する。
スティービー・ワンダーの「My Cherie Amour」
主人公パットにとっては結婚式での思い出の曲であり、不倫を目撃した時に流れていた辛い曲。
妻の浮気現場に遭遇したら…人はどういう反応をするのでしょう?
ブチ切れて暴れるか?、茫然自失で固まるか?
パットは切れて相手を殴り倒し病院へ収容され、8か月治療を受けることに。
以来、自分の感情を抑えられなくなる。
浮気した妻を恨むならわかるけれど、パットは復縁を望み彼女に執着する。
2011年ピープル誌で「最もセクシーな男性」に選ばれたイケメンのクーパーが
立ち直れないダメ男を演じるのが可笑しい。
夫を交通事故で亡くして荒れていたティファニーを演じるジェニファー・ローレンス。
22歳とは思えない存在感。胆の据わったお顔立ちと、ハスキーな声がいい~
年下なのにすっかり主導権を握り、煮え切らないパットをダンスコンテスト出場に引きずり込む。
TVドラマ「私はラブ・リーガル」の台詞で知ったのですが、愛する人を亡くした時、
喪失や悲しみには5つのステップがあるそうです。
1.否定 denial
2.怒り anger
3.もがき bargaining
4.うつ depression
5.受容 acceptance
パットは妻を亡くしたわけではないですが、拒否され喪失感を抱いているわけで、
怒り→もがき→受容というステップを踏んでいるようです。
共に心を病んだふたり。
精神的に参った時は体を動かすのがいいようです。頭をからっぽにして汗をかき、疲れて寝る。
突然ダンスなの~?と思ったのですが、リハビリにはうってつけかもしれません。
ふたりを取り巻く人たちもちょっと変わってます。
デニーロ演じるパットの父は、かなりキレキャラです。パット以上に危ないレベル。
パットの兄も、友人も、友人の妻(ティファニーの姉)も・・・。
途中から結末は読めるのですが、最後までハラハラ + 笑いあり。
家族の一員でもないのに、「パット、よかったねぇ~」と晴れやかな気持ちになりました。
ダンスの後、パットは別れた妻の耳元で何と呟いたのかしら? 気になる~。
久々登場のクリス・タッカー。
抑え目の演技で…ジャッキ―・チェンと共演した「ラッシュ・アワー」のマシンガントークが懐かしい~。
***** 見た 映画 *****
3月19日 「クラウド・アトラス」 @109シネマズMM横浜