今回は読み終わったばかりの本のご紹介です。
講談社現代新書から出た、福岡伸一氏の「世界は分けてもわからない」です。
15万部突破のベストセラーであることを知らず、本屋さんで何気なく手に取り、なんとなく購入しました。
このタイトルからでは、どういったジャンルの本か予想が立ちませんよね~。
国境に関する政治ネタ?みたいなタイトルですが、実は科学ミステリーです。
福岡伸一ハカセはこんな方
プロローグでは、うつ状態と関連があるセロトニンの原料トリプトファンの話題から、
脳内で起こっていることについて。
第1章で、視線や視野から膵臓のランゲルハンス島へ。
第2章で、突然ある絵画の話に移る。
一体この本はどういう構成なのか?と不思議に思いながらも、夫々の話が面白くって止められない。
第3章では、食品に含まれる防腐剤ソルビン酸のリスクについて、恐いなぁ~と感じ、
第4章で、未来の医療として期待されるES細胞がガン細胞と紙一重であることに驚き、
第5章で、移植:トランスプランテーションから境界についての話に、臓器移植に思いを馳せ、
第7章で、空目・空耳の例を挙げ脳や目のいい加減な認識回路について唖然とする。
そして第8章の1980年コーネル大学で起こった世間を揺るがす出来事の話が始まると
今まであまり関連があると思われなかったプロローグから7章までの話がジグソーパズルの
ピースを埋めるかのように一気に繋がり、最後までまるで推理小説を読んでいるかのような
ワクワク感に包まれました。
科学読み物はもともと好きなのですが、「この先どうなるのー?」と先を読みたい気持に駆られ
素人にもわかりやすい語り口に助けられ短時間で読了しました。
「あなたの脳を揺さぶる福岡ハカセの科学ミステリー!」のコピー通り、
日頃だらけている分、かなり脳みそ揺さぶられました。
しかしながら、研究者、ポスドクといわれる方々の日々の努力と研鑽には頭が下がります
現在は福岡氏の前作「生物と無生物のあいだ」を読んでます。
こっちの方がちょっと難しいですが、
野口英雄の衝撃の実像に触れる話題から始まり、一つの発見が認められるまでの手順、
DNAの二重らせん発見の裏話など、かなり引き込まれています。
講談社現代新書から出た、福岡伸一氏の「世界は分けてもわからない」です。
15万部突破のベストセラーであることを知らず、本屋さんで何気なく手に取り、なんとなく購入しました。
このタイトルからでは、どういったジャンルの本か予想が立ちませんよね~。
国境に関する政治ネタ?みたいなタイトルですが、実は科学ミステリーです。
福岡伸一ハカセはこんな方
プロローグでは、うつ状態と関連があるセロトニンの原料トリプトファンの話題から、
脳内で起こっていることについて。
第1章で、視線や視野から膵臓のランゲルハンス島へ。
第2章で、突然ある絵画の話に移る。
一体この本はどういう構成なのか?と不思議に思いながらも、夫々の話が面白くって止められない。
第3章では、食品に含まれる防腐剤ソルビン酸のリスクについて、恐いなぁ~と感じ、
第4章で、未来の医療として期待されるES細胞がガン細胞と紙一重であることに驚き、
第5章で、移植:トランスプランテーションから境界についての話に、臓器移植に思いを馳せ、
第7章で、空目・空耳の例を挙げ脳や目のいい加減な認識回路について唖然とする。
そして第8章の1980年コーネル大学で起こった世間を揺るがす出来事の話が始まると
今まであまり関連があると思われなかったプロローグから7章までの話がジグソーパズルの
ピースを埋めるかのように一気に繋がり、最後までまるで推理小説を読んでいるかのような
ワクワク感に包まれました。
科学読み物はもともと好きなのですが、「この先どうなるのー?」と先を読みたい気持に駆られ
素人にもわかりやすい語り口に助けられ短時間で読了しました。
「あなたの脳を揺さぶる福岡ハカセの科学ミステリー!」のコピー通り、
日頃だらけている分、かなり脳みそ揺さぶられました。
しかしながら、研究者、ポスドクといわれる方々の日々の努力と研鑽には頭が下がります
現在は福岡氏の前作「生物と無生物のあいだ」を読んでます。
こっちの方がちょっと難しいですが、
野口英雄の衝撃の実像に触れる話題から始まり、一つの発見が認められるまでの手順、
DNAの二重らせん発見の裏話など、かなり引き込まれています。
どうして、りんさんのオススメコラムを読んでいると観たく&読みたくなってしまうのでしょう?
観たく&読みたくなるなんて言っていただければ嬉しいです。
この本、面白かったですよ。
福岡氏の本を読むと、自分の体の中で自分の知らないうちにそんなことが繰り広げられたいるのか~?と驚きの連続です。