映画の話でコーヒーブレイク

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マッキ― Makkhi

2015-02-03 | インド映画
昨年、劇場公開を見逃したインド映画、DVDで鑑賞しました。
日本で「マッキ―」といえば槙原敬之かゼブラのフェルトペンですが、ヒンディー語では「ハエ」のようです。

「ハエ」で思い出すのは1958年製作の「ハエ男の恐怖 The Fly」。
子供の頃テレビで見て「スター・トレック」の転送~にハエが紛れ込んだらこんなことになるのっと
一つ間違えると科学の進歩には恐ろしいこともあるのね~!とワナワナ。
自ら命を絶った博士の心情、顔が人間のハエを思わず殺してしまう警部に博士の恋人が言い放つ言葉に、子供ながら戦慄を覚えました。この映画は心にしっかりと刻み込まれました。
キワ物っぽいタイトルですが名作です。 詳しくはウィキでどうぞ。

本作はそんなシリアスなハエ話ではなく、ハエが戦うハチャメチャコメディー。
笑えます!
     

     ****************

          マ ッ キ ―   Makkhi

     ****************


 < ストーリー >
向かいの家の美人慈善活動家ビンドゥに2年越しの思いを寄せるジャニ。
一方、表向きは立派な建設会社の社長で、裏で悪事を働くスディープもビンドゥを見染める。
ある日、ビンドゥに想いを伝えたジャニはまんざらでもない様子のビンドゥに有頂天。
ところが、女はみんな自分に靡くと思っていたスディープは激怒し、ジャニをなぶり殺してしまう。
この世に思いを残したジャニの魂は小さなハエとして転生。恨みを晴らし、ビンドゥを守るため
ハエとなったジャニは果敢にスディープに立ち向かう。

    
        つれない態度だったビンディが実はジャニを愛してたって

前半ジャニが人間の間は、ベタな従来のインド映画っぽくって…
ところが、ハエに変身してからのジャニ(っといってもハエですが)の活躍というか、
敵役のスディープの演技がおかしくって笑っちゃいます。
よりによって、何で「ハエ」に転生するのか?とも思いましたが、「ハエ」だから面白い!

      
         ビンドゥを守るため彼女の元に飛んできたマッキ―・ジャ二。彼女は美人です。

     
       サウナで手足が出せないスディープに狙いつけるマッキ―・ジャニ。
極悪非道のスディープ役の役者さん、ダンディーなハンサムさんなのに…ハエに追っかけられて
キリキリ舞いさせられます。
ちっちゃなハエの姿で大真面目に復讐に燃えるマッキ―・ジャニと迎え撃つスディーブ。
「ハエ」がヒーローの奇想天外なストーリーなのですが、思わずマッキ―に肩入れし
満身創痍で愛する人を守るために戦う勧善懲悪の王道復讐劇にすっかりのせられてしまいました。
GO!GO!マッキー!

   
       ビンディにゴーグルとマスクを作ってもらって、いざ出陣~!

それにしても、ジャニ役の役者さん。この方もハンサムさんなのに出番が短い!




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (lilly)
2015-02-06 13:49:56
『マッキー』観られたんですね?
面白かったでしょう?
もう、娘と一緒に観て、驚いたり笑ったり感動したり・・・
何故か、段々ハエがカッコよく見えてくるんですよね
読んでいるうちに、久しぶりにまた、観たくなってきました
返信する
Unknown (lilyさんへ(ryoko))
2015-02-11 00:47:16
観ましたよ~、「マッキ―」!
はい、面白かったです。
途中からハエに感情移入して、ハエが人格を持ちヒーローになりました。
悪役スディープを演じる役者さん、うまいですよね~。
彼がいての、マッキ―でした。
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