前回の「聖者たちの食卓」鑑賞後、続けて本作を鑑賞。インド祭り~です。
シネスイッチ銀座での公開、見に行きたかったのですがなかなか行けず、やっと横浜にて鑑賞。
公開から随分経っていたのに・・・何と満席。人気ありますねぇ。
*******************
め ぐ り 逢 わ せ の お 弁 当
*******************
< ストーリー >
インドのムンバイでは、各家庭で作られた弁当をオフィスまで届けるダッパーワーラーと呼ばれる
配達人が自転車や電車で慌しく行き来する。
家庭に無関心の夫を振り向かせようと、イラは心を込めて作った弁当を配達人に預ける。
空っぽで戻ってきた弁当に喜ぶイラだったが、夫に変化はなく、どうも別人が食べたようだ。
イラの弁当は、妻に先立たれ早期退社目前のサージャンのもとに届いていた。
不審に思ったイラが弁当に手紙を忍ばせ、返事を書いたサージャンとの間で、毎日手紙が交わされ…。
インド映画に付き物の歌も踊りも全く無し。
料理に励むイラ
聖者たちの食卓でも感じた「無秩序の中の秩序」とでも
言うべき、インドの驚くべきシステム。
1日20万個のお弁当が5000人の弁当配達人「ダッパーワーラー」によって家庭からオフィスへと
毎日滞りなく届けられるという不思議。
おっちゃんたちが自転車で各家庭を回り、沢山の弁当を回収。それらが駅で集められ電車に乗せられ
オフィスのご主人の席まで届けられる。
映画の中でも「ハーバートの偉い先生が賞賛した素晴らしいシステムで、間違いが起こるなんてことは
ありえない」と胸を張る配達人。 どうしてちゃんと機能するのか?不思議だねぇ~。
そんなありえない間違いによって顔を合わせることも話すこともなく、弁当に忍ばせた手紙(メモ書き)
によって繋がるイラとサージャン。
多くは語られないけれど、日々の生活、言葉の端々、視線などから共に孤独であることがうかがわれる。
携帯電話やeメール、SNSで瞬時に連絡が取れてしまう昨今。1日一回の手紙で思いを伝え合うふたり。
通信手段が手紙のみというのがなんともしっとり。
日本が舞台なら、ありえない!?と思われる設定が、アナログのダッパーワーラーを介してしることで
すんなりと受け入れられてしまいます。
イラや後任の若い会計士との関わりを通して、変わってゆくサージャンだったが、
自分の匂いに老いを感じ、身を引こうとしたというくだりが切ない。
果たしてふたりは出会うことができるのか?
何らかの結末を期待して見ていたので、ちょっとびっくり。
おそらく…出会えたと思いたいなぁ。
「たとえ間違った電車に乗ったとしても、正しい場所に導かれる」
ふたりの正しい場所は?
インドでは出勤後、昼どきオフィスに弁当が届く。
送り出した後、一から料理をする奥さんは大変ですね。
作る人に運ぶ人。大変なエネルギーです。
社食や食堂、レストランって選択はないのかしら?
インドでは当たり前の日常に文化に違いを感じました。
シネスイッチ銀座での公開、見に行きたかったのですがなかなか行けず、やっと横浜にて鑑賞。
公開から随分経っていたのに・・・何と満席。人気ありますねぇ。
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め ぐ り 逢 わ せ の お 弁 当
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< ストーリー >
インドのムンバイでは、各家庭で作られた弁当をオフィスまで届けるダッパーワーラーと呼ばれる
配達人が自転車や電車で慌しく行き来する。
家庭に無関心の夫を振り向かせようと、イラは心を込めて作った弁当を配達人に預ける。
空っぽで戻ってきた弁当に喜ぶイラだったが、夫に変化はなく、どうも別人が食べたようだ。
イラの弁当は、妻に先立たれ早期退社目前のサージャンのもとに届いていた。
不審に思ったイラが弁当に手紙を忍ばせ、返事を書いたサージャンとの間で、毎日手紙が交わされ…。
インド映画に付き物の歌も踊りも全く無し。
料理に励むイラ
聖者たちの食卓でも感じた「無秩序の中の秩序」とでも
言うべき、インドの驚くべきシステム。
1日20万個のお弁当が5000人の弁当配達人「ダッパーワーラー」によって家庭からオフィスへと
毎日滞りなく届けられるという不思議。
おっちゃんたちが自転車で各家庭を回り、沢山の弁当を回収。それらが駅で集められ電車に乗せられ
オフィスのご主人の席まで届けられる。
映画の中でも「ハーバートの偉い先生が賞賛した素晴らしいシステムで、間違いが起こるなんてことは
ありえない」と胸を張る配達人。 どうしてちゃんと機能するのか?不思議だねぇ~。
そんなありえない間違いによって顔を合わせることも話すこともなく、弁当に忍ばせた手紙(メモ書き)
によって繋がるイラとサージャン。
多くは語られないけれど、日々の生活、言葉の端々、視線などから共に孤独であることがうかがわれる。
携帯電話やeメール、SNSで瞬時に連絡が取れてしまう昨今。1日一回の手紙で思いを伝え合うふたり。
通信手段が手紙のみというのがなんともしっとり。
日本が舞台なら、ありえない!?と思われる設定が、アナログのダッパーワーラーを介してしることで
すんなりと受け入れられてしまいます。
イラや後任の若い会計士との関わりを通して、変わってゆくサージャンだったが、
自分の匂いに老いを感じ、身を引こうとしたというくだりが切ない。
果たしてふたりは出会うことができるのか?
何らかの結末を期待して見ていたので、ちょっとびっくり。
おそらく…出会えたと思いたいなぁ。
「たとえ間違った電車に乗ったとしても、正しい場所に導かれる」
ふたりの正しい場所は?
インドでは出勤後、昼どきオフィスに弁当が届く。
送り出した後、一から料理をする奥さんは大変ですね。
作る人に運ぶ人。大変なエネルギーです。
社食や食堂、レストランって選択はないのかしら?
インドでは当たり前の日常に文化に違いを感じました。
私も、観たい作品のひとつです
実はこの夏、「きっと、うまくいく」「マッキー」、
「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」、
「スタンリーのお弁当箱」と・・・
インド映画を続けて観て、すっかりハマってしまってました
特に「マッキー」と「きっと、うまくいく」は、
子供たちも気に入って、この夏、何度もリピートした作品となりました
私、インド映画のカテゴリー作りました。
「マッキ―」以外は全部見ました。
近くのビデオ屋さんに「マッキ―」は入荷していないんです
見たいわ~。
「きっと、うまくいく」は私もお気に入りです。
昨年のベストに入れました