女優のジョアン・ウッドワードをご存知ですか?
ポール・ニューマンの奥様です。
品のある、とっても美しい女優さんです。
初めて彼女を見たのは「テキサスの5人の仲間 A Big Hand for the Little Lady (1966)」のTV放映。
心臓発作を起こした夫(ヘンリー・フォンダ)に代わりジェイソン・ロバーツら街の有力者5人を
向こうにまわし、全財産をかけたポーカーゲームで男たちを唸らせる清楚な若妻役。
最後にとんでもないどんでん返しのある西部劇で、私もすっかり魅せられました。
お薦め映画です!
何と美し! テキサスの5人の仲間
そんなジョアン・ウッドワード主演の映画ということで見た本作。
ジョアンはエリザベス・テイラー(愛情の花咲く樹)やデボラ・カーを押さえ、
1957年度アカデミー主演女優賞を獲得しております。
因みにこの年のアカデミー助演女優賞は日本人のナンシー・梅木さん(サヨナラ)だったんですね。
1957年公開作品って「戦場にかける橋」「十二人の怒れる男」「武器よさらば」「パリの恋人」
「めぐり逢い」「OK牧場の決闘」「眼下の敵」など名作ぞろいでビックリです。
*********************
イ ブ の 三 つ の 顔
The Three Faces of Eve
**********************
< ストーリー >
小さな南部の地方都市に住む平凡な主婦イブ・ホワイトは、突然の頭痛と記憶喪失に悩まされ、
夫とともに精神科を訪れる。そこで医師(リー・J・コッブ)から、おとなしく従順なイブ・ホワイト、
遊び好きのイブ・ブラック、さらに治療中に現れた聡明で上品なイブ・ジェーンと三つの顔を持つ
多重人格者であることを知らされ・・・。
十数年前「24人のビリー・ミリガン」という本がベストセラーになり「多重人格」が注目され、
「そういうことって本当にあるのかな?」と不思議な思いをした記憶があります。
本作は冒頭ナレーションの男性によって「事実である」ということが強調されているように、
映画のモデルになった多重人格の女性が自伝「私はイブーある多重人格者の自伝」(ハヤカワ文庫)を
出版しておられ、実際は3つどころか40年にわたり22もの人格にあやつられていたらしいです
なんといっても、ジョアンの3つの別人格の演じ分けがスゴイです。流石、アカデミー主演女優賞!
従順でおとなしいイブ・ホワイト 奔放なイブ・ブラック 同一人物ですよ!
医者がそれぞれの名前を呼ぶとすぐに別の人格が現れるっていうのは、いくらなんでもないんじゃないか?
という気がしますし、多重人格になった理由がちょっと。
催眠術を使って彼女の幼時体験に迫る中、どんな恐ろしいことがあったのか?!と
手に汗握ったところで・・・えっ?そんな理由??そんなことで多重人格に?!
その後の経過も、心の病はそんなに早く解決はできないでしょう?とは思いますが、
半世紀前の映画では、今ほど赤裸々に真実を暴くという描写にはならなかったのでしょうね。
それでも、イブの戸惑い、心の奥に封印した恐怖、初めて見る症例の患者に戸惑う医者など、
見応えあります。
今の映画は、逆にそこまで見せてくれなくてもいいですよ~ってのもありますよね。
一人の人間が幾つもの人格を持ち入れ替わるって、人のこころは神秘です。
美しいなぁ~と思うジョアン・ウッドワードを見ながら、
???(みなまで言うな~)と思うキルスティン・ダンストを思い出してしまったのは何故なんでしょう?
以外にも似ているところがあるってことなの?
う~ん、似てない! キッパリ。
***** 見た 映画 *****
5月25日 「キス&キル Killers」DVD アストン・カッチャー、キャサリン・ハイグル主演
「幸せがおカネで買えるワケ JONE$ES」DVD デミ・ムーア、デビッド・ドゥカブニー主演
5月27日 「イブの三つの顔」DVD
ポール・ニューマンの奥様です。
品のある、とっても美しい女優さんです。
初めて彼女を見たのは「テキサスの5人の仲間 A Big Hand for the Little Lady (1966)」のTV放映。
心臓発作を起こした夫(ヘンリー・フォンダ)に代わりジェイソン・ロバーツら街の有力者5人を
向こうにまわし、全財産をかけたポーカーゲームで男たちを唸らせる清楚な若妻役。
最後にとんでもないどんでん返しのある西部劇で、私もすっかり魅せられました。
お薦め映画です!
何と美し! テキサスの5人の仲間
そんなジョアン・ウッドワード主演の映画ということで見た本作。
ジョアンはエリザベス・テイラー(愛情の花咲く樹)やデボラ・カーを押さえ、
1957年度アカデミー主演女優賞を獲得しております。
因みにこの年のアカデミー助演女優賞は日本人のナンシー・梅木さん(サヨナラ)だったんですね。
1957年公開作品って「戦場にかける橋」「十二人の怒れる男」「武器よさらば」「パリの恋人」
「めぐり逢い」「OK牧場の決闘」「眼下の敵」など名作ぞろいでビックリです。
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イ ブ の 三 つ の 顔
The Three Faces of Eve
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< ストーリー >
小さな南部の地方都市に住む平凡な主婦イブ・ホワイトは、突然の頭痛と記憶喪失に悩まされ、
夫とともに精神科を訪れる。そこで医師(リー・J・コッブ)から、おとなしく従順なイブ・ホワイト、
遊び好きのイブ・ブラック、さらに治療中に現れた聡明で上品なイブ・ジェーンと三つの顔を持つ
多重人格者であることを知らされ・・・。
十数年前「24人のビリー・ミリガン」という本がベストセラーになり「多重人格」が注目され、
「そういうことって本当にあるのかな?」と不思議な思いをした記憶があります。
本作は冒頭ナレーションの男性によって「事実である」ということが強調されているように、
映画のモデルになった多重人格の女性が自伝「私はイブーある多重人格者の自伝」(ハヤカワ文庫)を
出版しておられ、実際は3つどころか40年にわたり22もの人格にあやつられていたらしいです
なんといっても、ジョアンの3つの別人格の演じ分けがスゴイです。流石、アカデミー主演女優賞!
従順でおとなしいイブ・ホワイト 奔放なイブ・ブラック 同一人物ですよ!
医者がそれぞれの名前を呼ぶとすぐに別の人格が現れるっていうのは、いくらなんでもないんじゃないか?
という気がしますし、多重人格になった理由がちょっと。
催眠術を使って彼女の幼時体験に迫る中、どんな恐ろしいことがあったのか?!と
手に汗握ったところで・・・えっ?そんな理由??そんなことで多重人格に?!
その後の経過も、心の病はそんなに早く解決はできないでしょう?とは思いますが、
半世紀前の映画では、今ほど赤裸々に真実を暴くという描写にはならなかったのでしょうね。
それでも、イブの戸惑い、心の奥に封印した恐怖、初めて見る症例の患者に戸惑う医者など、
見応えあります。
今の映画は、逆にそこまで見せてくれなくてもいいですよ~ってのもありますよね。
一人の人間が幾つもの人格を持ち入れ替わるって、人のこころは神秘です。
美しいなぁ~と思うジョアン・ウッドワードを見ながら、
???(みなまで言うな~)と思うキルスティン・ダンストを思い出してしまったのは何故なんでしょう?
以外にも似ているところがあるってことなの?
う~ん、似てない! キッパリ。
***** 見た 映画 *****
5月25日 「キス&キル Killers」DVD アストン・カッチャー、キャサリン・ハイグル主演
「幸せがおカネで買えるワケ JONE$ES」DVD デミ・ムーア、デビッド・ドゥカブニー主演
5月27日 「イブの三つの顔」DVD