昨日「ブラック・スワン」公開初日のチケットをオンラインで取り、楽しみにしていたら・・・
朝のワイドショー「スッキリ」でオープニング約7分半をノーカットで放送。
思わず見ちゃったけど、折角これから~と楽しみにしているのに・・・どうなのこの宣伝方法?
映画を初日に見るってあまり無いのですが、初日限定プレゼントを頂きました。こんなのあるんだ~。
黒いリボンで巻いて 結構大きなポスターです
ナタリー・ポートマンがアカデミー賞主演女優賞を獲得した話題作でTVスポットで予告編放送。
初日がレディースデイの水曜日ときたひにゃ~、女性で満席です。
*****************
ブ ラ ッ ク ・ ス ワ ン
*****************
< ストーリー >
ニューヨークのバレエカンパニーのダンサー二ナ(ナタリー・ポートマン)は元ダンサーの母と共に
バレエ命の生活を送ってきた。現プリマのべス(ウィノナ・ライダー)引退に伴い、「白鳥の湖」のプリマに
新人が抜擢されることになる。対照的な白鳥と黒鳥を演じる者が勝者となるが、官能的な黒鳥が踊れず
苦悩する二ナ。セクシーな新人ダンサーリリーの出現にますます動揺する二ナ。
果たしてプリマを踊るのは・・・?
白鳥のナタリー 黒鳥のナタリー
バレエ物って昔から少女マンガやドラマの題材として馴染み深いものがあります。
主役の座を巡って繰り広げられる熾烈な競争、露骨なイジメがあったり、ライバルを蹴落とす為に
トウシューズに画鋲を入れるだの、足を引っ掛け怪我をさせるだの、・・・。
「陰湿~、バレエの世界って怖い~」な~んて思ってたもんです。
当時のドラマでも「白鳥の湖」をテーマに腕の動きを鳥のように滑らかに~とか、
雑巾の上にトウシューズで立って、雑巾を引っ張ってもビクともしないように立つ練習な~んて
シーンがありましたっけ。
本作もそんな主役をめぐる根性系か陰謀系かと思ったら、
何ともオドロオドロしいサイコスリラー。いや、もはやホラーです
ライバル心を相手に向けるのではなく、勝手な妄想に取り付かれ自分の心の中の邪悪なものに翻弄され
一人相撲で勝手に自滅。
ナタリー演じるニナは母の過剰な愛情?の下で、大切に大切に育てられバレエだけをしてきた娘。
ぬいぐるみに囲まれ、大人になりきれない、幼い少女のよう。
こんな子に、王子を、観客を、妖艶に誘惑しろ!ったってあ~た、無理ってもんよ。
誰よりも真面目に練習を積み、正確な技術を身につけていても面白みに欠ける。
ギスギス痩せた不感症女って・・・キツイなぁ~。
いい年をした娘に、この母親も目を配るというより監視をしている感じ。
自分の夢を娘に委ね夢の実現のために娘を道具にする母。
しかしいざその夢が実現しそうになると・・・あなたには無理と言う。
母の夢を自分の夢として取り込み、それが自分の人生だと思い込む娘。
というより、他に選択の余地があることすら気が付いていない感じ。
「ママのいい子」の枠から飛び出せず、もがき互いに傷つけあう。まさに共依存の関係です。
そんなストレスから自らの肉体を傷つける二ナ。
この母娘の関係を見ていると、怖くって息が詰まりそうです。
幻覚を見る二ナ ライバルのリリーはセクシー
その上、ライバルと火花を散らし 技術監督にはセクシーになれと追い込まれ、
目標にしてきた元プリマのべスの変わり果てた姿にますます恐怖を募らせる。
あぁ、強迫性障害や境界性人格障害か?
「白鳥」を踊るのに、がんじがらめで飛べないって、何とも皮肉。
母の呪縛は「白鳥の湖」のオデット姫が悪魔にかけられた呪いのよう。
オデットの呪いを解く方法は男性に愛を誓ってもらうことなのに・・・二ナ、そっちへ行くか
白鳥の最後はやっぱり・・・悲劇。
母娘の関係では、ホラー映画の「キャリー」を思い出しました。
二ナの妄想の世界と現実との交錯を、映画を見ている観客も共に体験させられ疲れました。
もう一度見たいか?と聞かれたら・・・・正直、もういいかなぁ。
ナタリーは9キロも減量したって・・・もともとあんなに細いのに。
どこから9キロも落とせたんでしょう? まさにバレリーナの体型です。
実際のバレリーナさんは毎日の練習と食事管理で、とってもストイックのようです。
リリーのような生活でバレリーナはどうなんでしょう?
草刈民代さんのヌード写真を新聞の広告で見たとき、
「鍛え上げた肉体って美しい~!」と全く贅肉の無いアスリートの肉体の美しさに感嘆しました。
バレリーナの「贅肉なし、胸もなし」という潔い体型からは、セックスアピールは・・・感じません。
ウィノナ・・・こんな役で出ていいのか?!
朝のワイドショー「スッキリ」でオープニング約7分半をノーカットで放送。
思わず見ちゃったけど、折角これから~と楽しみにしているのに・・・どうなのこの宣伝方法?
映画を初日に見るってあまり無いのですが、初日限定プレゼントを頂きました。こんなのあるんだ~。
黒いリボンで巻いて 結構大きなポスターです
ナタリー・ポートマンがアカデミー賞主演女優賞を獲得した話題作でTVスポットで予告編放送。
初日がレディースデイの水曜日ときたひにゃ~、女性で満席です。
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ブ ラ ッ ク ・ ス ワ ン
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< ストーリー >
ニューヨークのバレエカンパニーのダンサー二ナ(ナタリー・ポートマン)は元ダンサーの母と共に
バレエ命の生活を送ってきた。現プリマのべス(ウィノナ・ライダー)引退に伴い、「白鳥の湖」のプリマに
新人が抜擢されることになる。対照的な白鳥と黒鳥を演じる者が勝者となるが、官能的な黒鳥が踊れず
苦悩する二ナ。セクシーな新人ダンサーリリーの出現にますます動揺する二ナ。
果たしてプリマを踊るのは・・・?
白鳥のナタリー 黒鳥のナタリー
バレエ物って昔から少女マンガやドラマの題材として馴染み深いものがあります。
主役の座を巡って繰り広げられる熾烈な競争、露骨なイジメがあったり、ライバルを蹴落とす為に
トウシューズに画鋲を入れるだの、足を引っ掛け怪我をさせるだの、・・・。
「陰湿~、バレエの世界って怖い~」な~んて思ってたもんです。
当時のドラマでも「白鳥の湖」をテーマに腕の動きを鳥のように滑らかに~とか、
雑巾の上にトウシューズで立って、雑巾を引っ張ってもビクともしないように立つ練習な~んて
シーンがありましたっけ。
本作もそんな主役をめぐる根性系か陰謀系かと思ったら、
何ともオドロオドロしいサイコスリラー。いや、もはやホラーです
ライバル心を相手に向けるのではなく、勝手な妄想に取り付かれ自分の心の中の邪悪なものに翻弄され
一人相撲で勝手に自滅。
ナタリー演じるニナは母の過剰な愛情?の下で、大切に大切に育てられバレエだけをしてきた娘。
ぬいぐるみに囲まれ、大人になりきれない、幼い少女のよう。
こんな子に、王子を、観客を、妖艶に誘惑しろ!ったってあ~た、無理ってもんよ。
誰よりも真面目に練習を積み、正確な技術を身につけていても面白みに欠ける。
ギスギス痩せた不感症女って・・・キツイなぁ~。
いい年をした娘に、この母親も目を配るというより監視をしている感じ。
自分の夢を娘に委ね夢の実現のために娘を道具にする母。
しかしいざその夢が実現しそうになると・・・あなたには無理と言う。
母の夢を自分の夢として取り込み、それが自分の人生だと思い込む娘。
というより、他に選択の余地があることすら気が付いていない感じ。
「ママのいい子」の枠から飛び出せず、もがき互いに傷つけあう。まさに共依存の関係です。
そんなストレスから自らの肉体を傷つける二ナ。
この母娘の関係を見ていると、怖くって息が詰まりそうです。
幻覚を見る二ナ ライバルのリリーはセクシー
その上、ライバルと火花を散らし 技術監督にはセクシーになれと追い込まれ、
目標にしてきた元プリマのべスの変わり果てた姿にますます恐怖を募らせる。
あぁ、強迫性障害や境界性人格障害か?
「白鳥」を踊るのに、がんじがらめで飛べないって、何とも皮肉。
母の呪縛は「白鳥の湖」のオデット姫が悪魔にかけられた呪いのよう。
オデットの呪いを解く方法は男性に愛を誓ってもらうことなのに・・・二ナ、そっちへ行くか
白鳥の最後はやっぱり・・・悲劇。
母娘の関係では、ホラー映画の「キャリー」を思い出しました。
二ナの妄想の世界と現実との交錯を、映画を見ている観客も共に体験させられ疲れました。
もう一度見たいか?と聞かれたら・・・・正直、もういいかなぁ。
ナタリーは9キロも減量したって・・・もともとあんなに細いのに。
どこから9キロも落とせたんでしょう? まさにバレリーナの体型です。
実際のバレリーナさんは毎日の練習と食事管理で、とってもストイックのようです。
リリーのような生活でバレリーナはどうなんでしょう?
草刈民代さんのヌード写真を新聞の広告で見たとき、
「鍛え上げた肉体って美しい~!」と全く贅肉の無いアスリートの肉体の美しさに感嘆しました。
バレリーナの「贅肉なし、胸もなし」という潔い体型からは、セックスアピールは・・・感じません。
ウィノナ・・・こんな役で出ていいのか?!