元ベース弾きの田舎暮らしは

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「ahー 面白かった」 吉田拓郎

2022年10月02日 | 音楽

二か月待ってようやく届いたレンタルのCD。

吉田拓郎の「ah-面白かった」。

ファンでなく、昔は大嫌いだった吉田拓郎。

クラシック以外聴いていなかった若いころの私の「音楽歴」。

 

結婚して、かみさんが持ってきたLPレコードの中に拓郎が数枚。

広島で生まれ育ったかみさんが、地元のヒーローとして聴いていたとか。

しかし 「やんちゃな」雰囲気と歌い方には、抵抗を感じていた私でした。

 

テレビの「Love Love あいしてる」を見たとき、印象が変わりました。

なんと 優しい「おじさん」に変身していたのです。

kinki kids の二人に接する拓郎の姿は、別人の様。

 

三度の結婚、肺ガンを患い死にそうだった体験。

まさに波乱万丈の人生だった拓郎。

多くのミュージシャンとの交流と刺激、新しいジャンルの確立は拓郎の功績です。

 

私が ふるさとにUターンして、ライブを企画して来てもらったのが小室等の「六文銭」。

古民家の小さな会場が、満員御礼に。遠くは広島や九州からも来客。

この「六文銭」のメンバーの一人が、拓郎の最初の結婚相手の四角桂子。

岡山のFM放送の社長だった従兄弟のコネでライブを実現。

 

    

 

引退を宣言し、7月に最後のテレビ出演の特番「Love Love あいしてる」。

歌う拓郎の眼に涙。沢山のゲストの拓郎に対する愛情と尊敬を感じました。

先立つ6月にラストアルバムの「ah- 面白かった」発売。

 

かつての「拓郎節」の面目躍如のメロディーライン。

しかし 声の張りを失い、高音の苦しい声量。

肺がんや高齢が故の歌い方です。でも私より2歳年上の拓郎の頑張りです。

 

タイトルの「面白かった」の言葉に拓郎の満足感が。

3曲目の「Contrast」にその心境が見て取れます。

「1本の道がありました。私は私だったんだから。

 1本の道が見えました。そこを進みます。」

 

後悔のない音楽人生を送ってきたとの拓郎の自負と誇り。

私の50年のサリーマン人生に共通する気持ちです。

「良い仕事人生を送ってきた」と思う私へのエールでも・・。

 

画像    CD   拓郎ラストアルバム「ah- 面白かった」

      六文銭  10年以上前 私の主宰の「六文銭」ライブ

           リハーサル風景 新見市 太池邸


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