ロシアの「ウクライナ」侵攻に衝撃を。
まさか 本当に他国に攻め込むとは。
そして その決断をしたロシア最高権力者の存在と防げなかった西側諸国。
現実とは思えない「戦争」が今起きている世界です。
今から50年以上前、大学の「ロックアウト」を経験。
勉強するために入った大学のあちこちで築かれたバリケード。
拡声器で呼びかけるヘルメットとアジテーションのビラ。
自分の「立ち位置」を問われる初めての体験でした。
学生会館の食費値上げ反対に始まったデモに初めて参加。
しかし 「大学解体」にまでエスカレートした学生運動からは脱落。
いわゆる「ノンポリ」だった私。
イラク戦争当時のテレビでの中継は、「ゲーム」を見るような気持ち。
ミサイルの発射や、衛星から見る「着弾」の様子は、リアリティのないもの。
唯一 油田のあちこちから上がる煙が、戦争の「風景」。
しかし 今回の「ウクライナ」は、人間が映っています。
肉親の死を嘆く人々、大混雑の列車と群がる人々、大渋滞の車列。
まるで 「昭和の戦争」でみたモノクロの記録映画そのもの。
「70~80%の支持率」を持つロシアの大統領の「野心」。
自身は、ベルリンの壁崩壊をまじかに見て、強い「ロシア」復活が目的とか。
政敵やジャーナリストを葬る「怖さ」と「力」への過信の「愚かさ」そのもの。
このブログのテーマに敢えて避けてきた「政治」と「宗教」。
「終活」をしながら、娘や孫たちの穏やかな「日常生活」を望む高齢者の私。
自分にできること、しなければならないことを考えさせられる「ウクライナ」問題です。
殺し合いじゃけぇいびせーよねー?
ルールもへったくれもない
そこには虐殺しかない。
当事者は怖いじゃろーねー?
昔、某建材屋の社員しとった頃
太平洋戦争で最前線の塹壕で戦うた
大先輩から話を聞いたことがあるけど
ビュンビュン弾が飛んで来る
塹壕に身を伏せとる時に
なんぼ指揮官が大声で 『突撃ー!』
と声を張っても、誰も塹壕から飛び出す者は
おらんよ。と聞いた事があります。
ウクライナもミャンマーもアフガニスタンも
実弾が飛び交う社会ですから。
今の日本に暮らせてエカッタ! と
つくづく思いますよ。
狂うたロシアはいつまた不凍港を求めて
攻めて来るか分からんですけどねー?
お互い戦争体験がないですよね。
テレビの中の戦争は、まるで「ドラマ」のようです。
かつて 今は亡き無口な父親が、語ってくれた戦争。
満州に出陣し、最後はフィリピンで終戦を迎えたとか。
釜山から転戦の海で、潜水艦に攻撃され、海に放り出されたらしい。
身に付けた竹筒の「浮き輪?」で助かったこと。
フィリピンで、崖に大きな横穴を掘り、隠れていた終戦まじか。
爆撃機の爆弾で、穴がつぶされ、全滅の中隊。
100人が亡くなり、生き残った5人。
穴の外で、歩哨をしていた数人しか残らなかったらしい。
父親の戦死の「公報」が祖父に届いていたのです。
数度の危機を乗り切り、帰ってきた父親。
「辛かった」戦争のことは、あまり話しません。
反戦意識があったのか、勤務先で組合活動をしていた記憶が・・。
家で夜遅く「鉄筆」でガリ版を作っていたことも。
娘や孫たちには、平和な世界で生きていて欲しいものです。