元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

けんちんそば

2009年05月09日 | 食べ物、飲み物
我が家の定番メニュー「けんちんそば」。

自家用はもちろん、来客のとき必ず準備するそば。
そばは、近くの本職?の人に打ってもらったもの。
そば打ちは、まだ自分では無理です。

つなぎの入らないそばで、出雲そば系。
そのためぼそぼそして、切れやすいのです。コシは全くなし。
関東の更科そばと違って、皮ごと挽くため黒っぽい色。

この人の打つ そばを気に入っているのは、実は切り方。
平べったく、口に入れた感触の変化が好きです。
福井の大根おろしで食べる越前そばの平打ち麺の食感。

けんちん汁は、母親が作ります。
頭とはらわたを除いた「いりこ」がダシ。
豆腐を手で握りつぶし油でジャッーと炒めます。包丁を使いません。
ここに野菜やコンニャクを放り込みます。
醤油は、岡山市の「キミセ」の天然醸造の薄口。備前焼の大甕を使うそうです

そばを食べると言うより、具だくさんの汁状。
もともとは冬の食べ物、でも季節を問わずおいしいのです。

来客のほとんどの人がおいしいと評価。(そう言わざるを得ないのかも)
このそばなら、私は連日食べても飽きません、ヘルシーないなか料理。
帰省して、お招きした友人・知人ら数十人に食べて頂きました。

この味は、87歳の母親なくしては味わえません。
いつまで食べられるか?
興味のある人は、早く来ないと・・・。
     

画像  我が家のけんちんそば
      紅いのは、鷹の爪(トウガラシ)を刻んだもの
      黒は、ノリ
      白いのが豆腐、握りつぶすため大きさが不ぞろい
      ごまを入れると香ばしい

     季節はずれのトンボ(奥の間の障子の桟に止まります)

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