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「開始30秒で明暗」(就職面接)

2022年09月25日 | ビジネス

Uターン者・Iターン者との就職相談に見る「採否」のセオリー。

採用される可能性の高い人には共通のパターンがあります。

「目線」「姿勢」「常識度」が、「能力」「経験」に勝るのです。

 

一般的には、能力があり、経験があれば採用されるのは当然。

しかし その前に、事業主に「好感」を持ってもらえるか否かは重要です。

経営者は、採用した人が、社内で「うまく」溶け込んでくれるかを考えるもの。

 

電話で相談日時を決めることが多い市の就職相談。

新見市が20万円の就職奨励金を支給するために求職者と連絡。

この電話時に感じる相手のイメージは、結構当たるもの。

 

このイメージが崩れるのが、初対面での態度。

視線が彷徨い、椅子の背にもたれ、雑な名刺の受け取り方に「多難」を感じます。

多分 今後の就職面接で事業主が感じるであろう思うポイント。

 

言いにくいが、言わなくてはならないのが、その人の「癖」や姿勢の指摘。

ストレートに指摘するのではなく、私の失敗談から話し始めます。

人間は、人の失敗には関心を示すもの。興味津々の様子です。

 

面接時、質問される内容への答えで、タブーも。

経営者が必ず聞く、「前職は?」「なぜ辞めたか?」「なんでわが社へ?」

一番重要視するのが「なぜ辞めたか?」。この答え方が最重要。

長く勤めて欲しい経営者が敏感に反応する「人間関係」の言葉。

一言でもこの言葉が出ると不採用の確率が大です。

上司や同僚との確執は、どの職場でも起きうるから。

 

面接時の想定問答を実際に練習も。

「なんで今更、こんなことを?」の顔の求職者。

頭のいい人ほど不満顔です。そしてその答えが極めて雄弁。

しかし 面接時は「雄弁は銀、寡黙・沈黙が金」なのです。

 

Uターンで無く、移住の人への「なぜ 新見市に?」への答え方。

地元に縁のない人の答え方も要注意。「流れ者」の印象を与えないために。

最近増えたのが、ハザードマップによる自然災害のない町との指摘は有効。

ブドウやトマト、リンドウ栽培など農業や、獣害対策の「猟」への関心も。

 

短時間の面接で、その人の人生は事業主には判りません。

しかし 表面的な話術のテクニックを使っても、採用されることがまず第一。

「嘘」でない「仲人口」は許されると、求職者の支援を。

「採用されました!」の嬉しい報告が、私の疲れを癒してくれます。

 


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