今日から、月末まで仕事はお休み。
「馘」になったわけではありません。
市役所に勤務する「臨時職員」は、I年間に1度15日休まなければならないルール。
この間は無給。日給制のため、休むと収入はありません。
健康保険は打ち切り、国民健康保険に切り替えで「自腹」です。
70歳を過ぎているため、すでに厚生年金の天引きもなし。
「臨時職員」は、1年契約のため次年度の雇用が約束されてない「身分」。
高齢者の私にとって、長い連続休は、「骨休み」としてはありがたい制度。
しかし 若い人には、この制度は厳しいかも。でもそれが「臨時職員」。
仕事柄、休みと言えども、「在宅勤務」の様相。
なぜなら、Uターン・Iターン希望者からの相談連絡があるから。
休日でないと、故郷に帰ってこれない人。
在職中で、通常の勤務時間には連絡が取れない人。
市役所の勤務時間に加え、休日や平日の夜も相談員は忙しいのです。
携帯電話の番号をオープンにし、ショートメールのやり取り。
履歴書や職務経歴書の添付ファイルを確認し、書き方指導や添削業務。
パソコンの苦手な人とは、faxのやり取り。
応募希望の会社の下見や、見学同行。面接の立ち合い。
移住のためのアパートや戸建ての情報収集や下見は、まるで「不動産屋」。
休日や定時時間外の活動が必要な相談業務は、「自営」のコンサルタント並み。
でも就職のお世話は「天職」と考えています。
ハローワーク、市役所の相談員と定年後を忙しくできるのは、「ありがたい話」。
頭の老化防止と体力維持に、最適な相談員の仕事です。
厚生年金や、わずかながら企業年金もあるため、なんとか生活できる経済状況。
「相談員」は、きざな表現をすれば「地元貢献」、もっと言うならば「大義」がある仕事です。
画像 勤務先の新見市役所
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