元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「花作り」

2010年11月14日 | ビジネス
わが町 新見はピオーネ・桃などの果物栽培に加えて切り花の産地。
菊やリンドウの出荷の盛んな町。
この町に花作りを目指す若者も。

就職相談に「花を作りたい」という若者が。
職業としての求人は出てないため相談には乗れません。
だれかに花作りの苦労と喜びを話してもらう必要を感じました。
そこで花を専門に作っている友人に登場をお願いしました。

夜 我が家に二人を招き、若者に花作りの現状を知ってもらおうと計画。
友人は菊が専門。
自分はそんな柄ではないと言いながら、体験談を話し始めます。

決して派手ではない菊作り。
土壌改良や病気対策、出荷のタイミングなどなど。
年中ほとんど休みなく働く必要があるのだとか。
種を作る会社の監視人設置と罰金の厳しさ。登録制度で権利を守るらしい。
消毒のための薬剤散布の危険性と罰則制度。慎重な薬剤使用が義務化されているとも。

憧れや夢だけでは出来ない「花作り」。
若者には初めての話ばかりで驚いています。
でも結論は、自分でわずかでも作り始めたらわかるとアドバイス。
投資を急がず、勤務と平行してトライアルをするのがベターではと友人の意見。
考えてみますと若者は帰って行きました。

以前は、林業を目指すシニアと組合の友人をコーディネイト。
勤務時間にこだわらず就職相談の場を設定。(勤務先には話せませんが)
友人たちが専門家として側面支援をしてくれます。
花作りの友人は、高校時代の「喧嘩仲間」。ともに謹慎処分を受けた因縁の友人です。

地元で頑張りたい人には応援をしてやりたいのです。
過疎化に棹差せないけど、一人でも多く人が地元に残れるように・・・。

画像 http://ganref.jp/m/pinkyhaha/portfolios/photo_detail/bc29025057dab48f0eef4abc78be5b97
コメント (3)
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