元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「敬老精神」

2010年09月20日 | 日常
地域の敬老会に行った母親が、にこにこ顔で帰宅。
たくさんの食べ物と特別にもらった金一封が理由です。
米寿のお祝いを市長から直接手渡しされたらしい。

我が家では米寿の祝いはしませんでした。
母親の還暦・古希・喜寿・米寿のお祝いはすべてパス。
本来ならば私たち兄妹で企画して、感謝を表すものらしいのですが。
もちろん自分の還暦祝いもなし。60歳で赤いちゃんちゃんこなんて・・・。

母親のもらえるのは遺族年金・国民年金・軍人恩給。
昔の年金受給者は結構もらえるもの(母親の受給する遺族年金も相当なもの)。
私の満額時支給の厚生年金とそう変わりません。
収支を考えずに設計された?年金制度のおかげでしょう。

亡くなった親の年金をねこばばする不逞の輩の気持ちもわからなくはありません。
勤務先の就職コーナーに展示される求人の安い給料と変わらない金額だから。
懸命に働いて年金と同じくらいでは、労働意欲が湧かないのも・・・。
と言っても、親世代への依存体質に問題もありますが。

リッチな老年世代に対し、未来に希望の少ない若い人たち。
政治に代表される老害は、「敬老精神」を生みません。
過去の成功体験に縛られ、進化をしないお荷物世代になっては と自戒。

還暦を過ぎても、仕事や奉仕活動を通じ、社会と繋がっていたいものです。

画像  合併前の町舎(今は支局と名を変えました。人も権限も減りました)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする