元ベース弾きの田舎暮らしは

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「研修ツアー」

2010年06月13日 | 日常
今日は研修旅行。
職場ではなく、総代を勤める八幡宮の協議会のメンバーたちと。

岡山県のほぼ中央に位置する、吉備中央町を訪問。
吉川八幡宮に参拝し、宮司や総代長から祭りや運営を学んだのです。

ここでも氏子数の減少は悩みでした。
祭りのしめ縄などの技術継承や稲わら不足が起きています。

驚いたのは、本殿・拝殿の解体修理の費用と年月。
3年間の歳月と、3億円が費やされたとのこと。
伝統の維持・保存には、莫大なコストが。

     

吉備高原都市構想についてもレクチャーを。

岡山県の財政が豊かだったころの計画の壮大さと現実のギャップは深刻です。
数千億の投資にもかかわらず、道路網や建築構想は未完のまま。
広い宅地開発地区にわずかに点在する新築の家は哀れを誘います。

将来を見通す力のない人間が権力をもつことは罪悪です。
本当に必要なものを見極める力の必要性を痛感。

救いは、日中友好の礎を築いた「岡崎嘉平太」氏の記念館にありました。
この地に生まれ、100回以上も中国を訪れ、関係力強化をはかったとか。
復元された書斎を見て、シンプルな生活と情熱に思いを巡らせました。

     
コメント (2)
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