単身生活もあと半年。定年退職で岡山に帰ります。
今まで単身赴任は、ほとんど経験がなく、初めての長期の単身です。
といっても1年ですが。
娘達が中学時代はもちろん、高校も転校させたわがままな父親です。
そのため転勤・引っ越しが、家族の生活を乱し、ブーイングです。
単身生活の不自由さもありますが、楽しみもあります。
料理は休日のみで、真似事ですが楽しいのです。
レンコンのきんぴらが作りたくて、料理をはじめました。
鷹の爪を熱した油に放り込み、辛味と香りを出しますが、目に来ます。
辛すぎてほかの人は食べられないかも知れません。
掃除・洗濯は苦になりませんが、ボタン付けなど針を持つことが苦手です。
一番いやなのは、寒くて暗い部屋に入るときのわびしさです。
小さいころから暗い部屋がいやで、母親に早目に明るくしてもらいました。
でも単身生活の自由さはあります。
(あまり「自由だ、自由だ」というと、家族からクレームがくるのでやめますが。)
音楽に触れる時間がふんだんにあることです。
好きな時間に、好きな曲を好きな音量で聴けるのです。
特にピアノが曲が好きです。古典からヒーリングの曲まで幅広く聴きます。
ピアノでも低音の切れた音は、ピアノらしくありません。
低音専用のスピーカーのスイッチオンです。いい音です。
もちろん近所迷惑にならない音量と時間を選びます。
4月ころからは、窓を開放して、春風を入れながら聴く時間は、天国です。
このマンションとももうすぐお別れです。
あとわずかの時間ですが快適な「独身生活」を送ることができそうです。
画像 単身マンションの外観
狭い部屋に押し込んだオーディオ