元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

素人のコンサート主催

2006年11月09日 | 音楽
私の住む浜松市には外郭団体として文化振興財団があります。
この町は楽器メーカーがいろいろあり、国際的なピアノコンクールも開催されます。

 6年前から30年ぶりに又住むことになりました。
そして昨年知ったのが、主催者になる為の勉強会があることです。アマチュアですからみようみまねでコンサートをやったことはあっても正式に勉強したことがなかったため、一念発起、取り組むことを決めました。

 勉強仲間は20人くらいでした。(このセミナーは5年前にスタートしたそうです)1年間かけて、勉強した成果がコンサートの開催でした。このセミナーは本格的でした。
 アートマネージメント、著作権、税金、企業のメセナ初め、専門家の指導があったからです。

 自分達や家族のコンサートではなく、まったくの主催者の立場は初めてで戸惑いました。収支のバランスについては大きく赤字にならなければよいとの財団の言葉に甘えた部分がありました。一番の苦労は本来はチケット売りですが、演奏家の方が地元だった為私達の販売の苦労は少なくて済みました。でもこのことは真の苦労をしてないということです。

 満席になった会場と演奏後の演奏者との打ち上げは、大きな満足感を残してくれました。
 自ら楽器を楽しむ人と聴いてもらって感動与える人がいますが、ジャンルの異なる音楽を積極的に取り込む人は少なく固定された中で楽しんでいるのではないでしょうか。
演奏会に行くことも好きなジャンルに留まるのが普通です。

 それを打破するために、地元で新しいコンサートを主催する、又コラボする、演奏者を支援する、そのような主催者を目指したいと思います。

 でも一番開催したいのが生演奏を聴いたことのない人に聞いてもらえる演奏会です。そしてその演奏を聴いた人の中からアーティストが誕生することが私の「夢」です。演奏家でなくとも音楽好きが増えることが目標です。

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