今日は中秋の名月です。例年より少し遅いです。
私の実家の近くの猿沢池では、恒例の采女祭りが行われています。
今年は丁度土曜日に当たるし、久しぶりに皆でお祭りを見に行こうと言う事になっていましたが、孫が新型インフルエンザに罹り、中止になりました。
昨日まで雨が降っていましたが、お天気になり、東の空からは真ん丸いお月様が上がりました。
昔は、縁側に台を出して、すすきと萩を活け、母が作った月見だんごを供えました。
私も以前は良くお団子を作りましたが、最近は作りません。今年こそ皆が集まるなら・・・と思いましたが、残念ながら中止になったので、作るのを止めました。
ならば、せめてお月様だけでも、写真に撮っておこうと思いましたが、やはり月は遠いのですね、ズームにしても小さくしか写りません。
でも、澄んだ夜空にくっきりと満月が浮かんでいる様子は撮れました。
また来年、采女祭りに行こうね!
注:采女祭り
昔、天皇の寵愛が衰えた事を悲しんだ采女が、猿沢池に身を投げて入水自殺をした。その采女を祀った神社:采女神社が猿沢池の西側にある。この神社のお社は、鳥居に背を向けて建っている。なぜかと言うと、ある夜、采女の霊が出てきて、入水した池を見るのは忍びないと言い、一夜のうちに、後ろ向きになったと言う。その采女の霊を慰めるための神事が、毎年中秋の名月の夜に行われる。秋の七草を飾った、2メートルくらいある「花扇」を先頭に采女の出身地の福島県郡山市のミス采女やお稚児さんの行列がある。神社で神事をした後、猿沢池に浮かべた龍頭船に花扇とともに乗り込み、雅楽の音色を奏でながら池を巡り、最後に花扇を池に沈め、采女の霊を慰めると言う行事である。
秋の祭りであるが、わっしょいわっしょいと言うような祭りではなく、静かな雅ないかにも奈良らしいお祭りである。
余談だが、この日に猿沢池の水に足をつけたら、しもやけにならないと言い、子供の頃は、池のふちに腰をかけ、足をバチャバチャしたものである。
私の実家の近くの猿沢池では、恒例の采女祭りが行われています。
今年は丁度土曜日に当たるし、久しぶりに皆でお祭りを見に行こうと言う事になっていましたが、孫が新型インフルエンザに罹り、中止になりました。
昨日まで雨が降っていましたが、お天気になり、東の空からは真ん丸いお月様が上がりました。
昔は、縁側に台を出して、すすきと萩を活け、母が作った月見だんごを供えました。
私も以前は良くお団子を作りましたが、最近は作りません。今年こそ皆が集まるなら・・・と思いましたが、残念ながら中止になったので、作るのを止めました。
ならば、せめてお月様だけでも、写真に撮っておこうと思いましたが、やはり月は遠いのですね、ズームにしても小さくしか写りません。
でも、澄んだ夜空にくっきりと満月が浮かんでいる様子は撮れました。
また来年、采女祭りに行こうね!
注:采女祭り
昔、天皇の寵愛が衰えた事を悲しんだ采女が、猿沢池に身を投げて入水自殺をした。その采女を祀った神社:采女神社が猿沢池の西側にある。この神社のお社は、鳥居に背を向けて建っている。なぜかと言うと、ある夜、采女の霊が出てきて、入水した池を見るのは忍びないと言い、一夜のうちに、後ろ向きになったと言う。その采女の霊を慰めるための神事が、毎年中秋の名月の夜に行われる。秋の七草を飾った、2メートルくらいある「花扇」を先頭に采女の出身地の福島県郡山市のミス采女やお稚児さんの行列がある。神社で神事をした後、猿沢池に浮かべた龍頭船に花扇とともに乗り込み、雅楽の音色を奏でながら池を巡り、最後に花扇を池に沈め、采女の霊を慰めると言う行事である。
秋の祭りであるが、わっしょいわっしょいと言うような祭りではなく、静かな雅ないかにも奈良らしいお祭りである。
余談だが、この日に猿沢池の水に足をつけたら、しもやけにならないと言い、子供の頃は、池のふちに腰をかけ、足をバチャバチャしたものである。
采女さんが、入水する時に、来ていた衣を柳に掛けて猿沢池に身を投げたという話やからね。
絹掛け柳も、台風やったか?で折れて、今は何代目かの柳やでぇ。
小さい時から思ってたんやけど、入水自殺するんやったら、猿沢池より荒池のほうがええのに。猿沢池では浅すぎて死なれへんとおもうけど・・・。荒池はすり鉢型になっていて自殺し易いはずやけど・・・。まぁ猿沢池のほうが、ロマンチックかな?