二重生活~ふたえぐらし

日々のこと、読んだ本や漫画、ライブの感想等

4日目[病院][食]

2014-09-30 20:11:13 | 日記
引越の時にだいぶ切っちゃったけど元気な紫の(名前知らず)。


●病院の食

神吉拓郎『たべもの芳名録』という食べ物エッセイを読んだ。
いろいろ取り上げているけれど、特に鯛と蟹とフグが美味しそう。
別に高いものばかりでなく、餅やカレーの話もあるんだけど、今の気分ではその3つ。

どうも新鮮な感じのする物が食べたいらしい。
仕方のないことながら病院の食事には“生”“出来立て”が欠けている。
すべてがぬるい。


で、それに、お喋りするでもテレビを見るでもなく、ただお膳に真正面から向き合って黙々と食べる。
あちらをつつき、こちらをつつき、一口を噛みながら全体に視線をさ迷わせ、味を喜び、しかしお腹はすいていないから飲み込むのがほんのり苦痛のような、でも食べて無くなるのが惜しいような。
それが15分から30分で終わる。
それから何をするともなく、次の食事の時間が待ち遠しく、時間になるとテーブルにつき出されたぬるいお膳をじっと見ながら15分ばかり黙々と過ごし、また次の食事の時間が来て、また次の食事、また次の食事、また次の。

食事という行為がゲシュタルト崩壊しそうだ。
お腹の具合に関係なく決まった量が決まった時間にでてくるから、形骸的な儀式みたいに思えてくるんだ。
食事自体に文句があるわけじゃないけど状況が麻痺的。


で、夜、彼氏がコーヒーとケーキ買ってきてくれた。
ケーキも嬉しいけど、コーヒーが飲みたかった!
お見舞のありがたさが日に日に増していく。

翻訳の課題とかも量を決めてやってるけど、どうにもメリハリがない。
あー、ライブ行きたいなー。
特撮とか人間椅子とか、爆音重低音がいいな。
筋少のニューアルバム早く欲しい。

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2 コメント

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Unknown (ウイング・シープ)
2014-09-30 23:06:01

ぬるい食事のは奈奈さまが貴族さまなので、毒見の者が味見してから召し上がって頂いているからですよ。とお思いいただければ。(笑)

そんなに活動的だとアームチェア・ディテクティブにはなれませんね。
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Unknown (奈奈)
2014-10-01 20:34:02
物は考えようですね(笑)
うむ、苦しゅうない(貴族?)

無理そうです。
しかしブラッドハウンドのようにもなれなそう。
探偵の後にくっついて「さすが!」とか言う係がいいとこでしょうか。
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