上述写真のアンプで完了するはずだった・・・。思わぬトラブルが発生(発見!!!)・・・管球プリアンプ1号に致命的な欠陥が判った。修理するしかない。
セレクター・・・メカニカルな部分だが電気的な接点接触が不安定。ルーズコンタクトモードが出て来る。それもセレクターの位置で左右のバランスまで変わる。・・・思い起こせばこのプリアンプを使い始めてから色々なトラブルに見舞わされた。
その原因を今まで見過ごしてきたと云う事。そう云えばこのアンプを作る時に担当した息子が言っていた事を思い出した。「セレクターの調整が難しい???」
まさかセレクターの位置(5回路)毎に、接点の接触の強さが変わるなんて一般のアンプでは考えられない事。その為に見過ごしてしまった。取り合えずシステムから取り外して音楽部屋に持って行った。(自分で修理をして見る・・・不具合の原理からメカニカルな部分が有る)
仕方が無いので代用のプリアンプとしてサトリミニプリを持ってきて、ディネッセンのパワーアンプ1台で、スピーカーを2ウェイ(D130・#375・グレートハイルドライバー)にして使用している。音の豊かさや音の厚み等は随分落ちるが、それでも一般の中級マニアクラスのサウンド以上には有る。サトリのミニプリの出力は1系統しか準備していない。追加で2系統にする事も可能(・・・その為には工事が必要)・・・予備の管球プリ2号も常連さんにお分けしてしまっていた。
あーあー、なかなか思うようには行かないものだ。それでもコツコツと努力を重ねて自分のサウンドを作っていきます。