Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

なかなかうまくいかないものだなー・・・

2019年06月19日 | ピュアオーディオ

上述写真のアンプで完了するはずだった・・・。思わぬトラブルが発生(発見!!!)・・・管球プリアンプ1号に致命的な欠陥が判った。修理するしかない。

セレクター・・・メカニカルな部分だが電気的な接点接触が不安定。ルーズコンタクトモードが出て来る。それもセレクターの位置で左右のバランスまで変わる。・・・思い起こせばこのプリアンプを使い始めてから色々なトラブルに見舞わされた。

その原因を今まで見過ごしてきたと云う事。そう云えばこのアンプを作る時に担当した息子が言っていた事を思い出した。「セレクターの調整が難しい???」

まさかセレクターの位置(5回路)毎に、接点の接触の強さが変わるなんて一般のアンプでは考えられない事。その為に見過ごしてしまった。取り合えずシステムから取り外して音楽部屋に持って行った。(自分で修理をして見る・・・不具合の原理からメカニカルな部分が有る)

仕方が無いので代用のプリアンプとしてサトリミニプリを持ってきて、ディネッセンのパワーアンプ1台で、スピーカーを2ウェイ(D130・#375・グレートハイルドライバー)にして使用している。音の豊かさや音の厚み等は随分落ちるが、それでも一般の中級マニアクラスのサウンド以上には有る。サトリのミニプリの出力は1系統しか準備していない。追加で2系統にする事も可能(・・・その為には工事が必要)・・・予備の管球プリ2号も常連さんにお分けしてしまっていた。

あーあー、なかなか思うようには行かないものだ。それでもコツコツと努力を重ねて自分のサウンドを作っていきます。

やはり1W(ワット)アンプで38㎝ウーハーは無理

2019年06月17日 | ピュアオーディオ

WE101DppパワーアンプでD130(38㎝フルレンジSP)を完全に近い形で鳴らし切るのは難しいと感じます。音自体は出ますが重心が上がり、音のキレを感じません。これでは音楽の感動を味わう事は無理と判断しました。


低域・中域用の101Dppパワーアンプ2号を諦めて、ディネッセン:アンタレス パワーアンプを持って来ました。高域は101Dppパワーアンプ1号のままです。この状態でほぼ決まり・・・みたいな豪華なサウンドになりました。


ブレンデル(P):シューベルト:さすらい人幻想曲を聴きましたが、音数が極端に多く、ピアノが豪華な直接音と倍音の響きで心地良く、当方としては心が震えました。オリンパスシステムでは出ないサウンドになりそうです。

オリンパスシステムは「実音」サイズに拘って作成しました。心臓にちょっと悪いな?(冷や汗のでる)様な低音が出ます。これに対して自宅システムは「音楽を心地良く楽しむ」様に方向性を変えています。どちらが好きか?と聞かれれば「自宅システム」となります。

自宅システムにWE101Dppパワーアンプ×2台にしてのサウンド

2019年06月17日 | ピュアオーディオ


WE101Dppパワーアンプ×2台で自宅システムのスピーカー(7ユニット構成)を鳴らし出しています。WE101Dppパワーアンプにしてサウンドは「おとなしく」なりました。2台のアンプですが、1台のアンプで鳴らしている様なつながりの良さです。



かと言って特別「音質アップ」したと意識するより、「レベルダウン」した様なサウンドです。低域の鳴りが非常におとなしくなってオーディオ的には「面白くない音」かも知れません。まだアンプを交代させたばかりで時間が有りませんので正確な評価は出来ませんが、「低出力」のアンプで38㎝クラスのウーハーを鳴らすのは至難の業かも知れません。独特の鳴り方です。



中・高音に関しては特に問題はないと思いますが、ボリュームとの絡みも有り、音の広がりが十分とは言えませんが、「これがWE101Dppパワーアンプの世界」なのかも知れません。

楽器の質感に関して、特に弦楽器のサザメク様な質感が出て文句なしです。その分JAZZのキレのある音系のサウンドは薄いので不満な処でも有ります。鳴らし込みで何処まで出てくれるようになるか?と気になり始めています。

低域の質感がどうしても物足りなければいつでも交換可能なようにディネッセンのアンプを用意しています。将来的には3ウェイマルチアンプシステムになるかも知れません。

自宅システムのアンプの入れ替え

2019年06月16日 | ピュアオーディオ


昨夜自宅システムのパワーアンプを入れ替えました。エクスクルーシブ:M4+ディネッセン:アンタレスアンプからWE101Dppパワーアンプ1号+2号に交換しました。

構想を抱いてから10年の歳月が経ってしまいました。その間に不具合の発生(ローインピーダンス)が有り、ネットワークを壊したり、アンプがおかしくなったり・・・とトラブル続きでした。7SPユニットをネットワーク方式で1台のアンプ駆動に拘り過ぎた為だと思います。

写真も撮ってきたのですが「ボリュームオーバー?」なのか読み込めませんでした。後日写真は撮り直してアップしたいと思います。



昨夜8時頃、小1時間で交換及びケーブルの接続完了。やればあっという間に片付きますね。さて、出てきた音は・・・・。繋いだ直ぐはプラグ類のなじみが取れていないし、WE101Dppアンプも眠っていたので「寝起きの音」でした。

22時から1:00まで鳴らし込んで、また今朝は10時から13時まで鳴らし込みました。鳴らし込むにつれて音がまともになってきます。音数は圧倒的にWE101Dppに交換後が多いですね。弦楽器の質感は圧倒的に良いですね。

このアンプは「ドラマティックな表現」が特徴です。ppp(ピアニッシモ)~fff(フォルテシモ)の間隔が一般のアンプの2倍以上ある様な感じです。出だしは音量不足かな?と思っていてもクライマックスでは音量が大きくなります。

「静寂性」が抜群です。プリアンプとパワーアンプ3台ともに「管球アンプ」ですが、一般のTr型アンプが負けますね。交換前のアンプではSN比で太刀打ちできません。

「管球アンプ」といっても「超ハイスピードアンプ」に仕上げています。管球式だからと懐古趣味ではありません。デバイスとして球の持つメリットを最大限取り出そうとしています。

そろそろ自宅システムにWE101Dppパワーアンプ×2台の実験を・・・

2019年06月15日 | ピュアオーディオ

最近は自宅システムを良く聴く。午前中や夜遅くなってから聴いている。Wアンプ化してから非常に安定したドライブで7SPユニットシステムが生き生きして来た。現在のエクスクルーシブM4+ディネッセン:アンタレスアンプでも大した不満はない。M4のSN比の悪さも機器が活性化すれば消えて行く。活性化させるには時間がかかる。ディネッセンのアンプは当初「ノイズ」で悩まされ、修理せずに某オクに出品したが応札が無く、仕方が無いのでゴッドハンドにお願いしてノイズを取っていただいた。ノイズが無い状態では非常にいい音色のアンプで有る事が判った。現在では使用時にはノイズが出ない状態になっていて非常に満足している。ただこちらも「活性化中」で時間がかかる。本当の実力発揮は来年の4月くらいだろう。



その間に、WE101Dppパワーアンプ×2台のWアンプ化したサウンドを確かめておきたい。構想は10年前にしていた。だからプリアンプのOUTPUTは2系統作って置いた。早くやれば良かったのに、SPケーブルもストックを持っていながら、「SPケーブルが無い」と思い込んで実験をしてこなかった。


単純に「思い切り」が無かっただけだと今なら云える。回り道をしたもんだと思う。使用する出力は多分0.1W以下だろうから1W/chのアンプでも十分なはずである。音量の問題だけを危惧している。やれば1時間ほどで完了するだろう。いつやるかだけです。

修理品が溜まって来た・・・

2019年06月14日 | ピュアオーディオ

修理品が溜まって来た。写真のTA-4300チャンデバも含めて10台近い要修理品が有る。
①SONY TA-4300・・・ボリュームを上げるとRchで音がビビる
②パイオニア C3・・・リア面のRCAソケットを数か所壊してしまった。
③GE6550ppパワーアンプ・・・ノイズが出て来た
④DM-9090(MDデッキ)1台・・・突然電源が入らなくなる
⑤DM-90901台・・・電源ONしても音が出るまで数分時間がかかる(コンデンサー?)
⑥DN-980F1台・・・電源ONしても音が出るまで数分時間がかかる(コンデンサー?)
⑦DN-980F1台・・・読み取りはOKだがスケールオーバーで音が割れている
⑧DN-990 1台・・・MDユニットが動かない
⑨CELLO DAC・・・電源ONしても音が出るまで数分時間がかかる(コンデンサー?)
⑩アキュフェーズT-1000・・・電源ONしても音が出るまで数分時間がかかる(コンデンサー?)
等など・・・少しづつ修理をして正常に使える様にしたい・・・修理代が怖いです。

壊れているものを買ったり、自分で無理して壊したり、自然劣化で不具合が発生と原因は様々だが、ちょっと溜め過ぎですね。

そろそろEMT#981の修理をしなければ・・・

2019年06月13日 | ピュアオーディオ

EMT#981が使えなくなってからもう1ヶ月も経過している。修理に出す予定でしたが「修理費用」の工面が出来ない状況でしたのでまだ修理に出していません。

漸く修理費用の工面が出来そうですので修理発送の準備をしたいと思います。修理して見なければいくらかかるのか?分かりません。その為余計にかかった時の場合も含めて費用を算段します。

自宅システムにはこのCDPが必要です。このCDPにはトロリとした「艶」が有ります。この艶は弦楽器やボーカルモノにはプラスに作用します。トレーの出し入れや読み取りは問題ないと思います。

この機器は電源部分が異常に発熱する様な処が有ります。おそらく電源部のコンデンサーがおかしくなっていると推測しています。


現在CDPの代替機はSONYの業務用CDP-D500を使っています。自宅システムにはグレード面で永続的には使えません。

最近は「その場を動きたくない症状」に駆られています

2019年06月12日 | バイクツーリング

自宅のシステムは「ネットワーク方式」です。ネットワークを使った状態で「Wアンプ化」しています。基本は2ウェイ+ツィーターの方式です。



ようやく自宅システムも満足のいくサウンドになり、「その場を動きたくない症状」にかられます。今朝もルービンシュタイン・トリオのシューベルト:ピアノ三重奏曲1番&2番を聴いていたら、最後まで聴いてしまいました。

ピアノトリオですのでピアノ・バイオリン・チェロの組み合わせになります。バイオリンとチェロの高音と中低音の「擦る音」とピアノの打楽器的なタッチと響き。これにそれぞれの音色と倍音が合わさって「心地よさ」を出してきます。ピーキーな音が出ればすべてが台無しです。そのピーキーな音が皆無です。

欲を言えばM4アンプのファンの音やSN比がもっと良いといいのですが・・・。この辺は、自作のWE101Dppパワーアンプにしないと満足いかないかもしれません。早く交換したいとも思っていますが、なかなか思い切れません。雨の日にやりたいと思っています。

オーディオシステムの音質は見た目では分からない

2019年06月11日 | ピュアオーディオ

サブシステムのLE8TシステムをドライブするC200+P300の組み合わせと、小さなサトリのプリ+パワーアンプでドライブするD208システムの音質はどちらが良いか?

電源ケーブルは①C200+P300の組み合わせ ②サトリアンプ 共に同じグレードにしています。
ラインケーブルは①C200+P300の組み合わせにはNo1グレード ②サトリアンプにはNo2グレード。
SPケーブルは①の組み合わせにはNo1グレード(最高峰)、②の組み合わせにはNo4以下の格下のSPケーブル。



で、出て来る音の音質は②のサトリアンプとD208システムの方が良いサウンドがする。
見た目と使っているケーブルのグレードから考えれば絶対①のC200+P300の組み合わせの方だと皆さん思われる筈だが、残念ながらサトリアンプには「秘密」(目に見えないもの)が有る。アンプ内部の配線をスペシャルな配線材でしている。この効果の方が音質を支配する。ケーブル類を同じグレードに格上げしたらその差は歴然としてくる。

オーディオシステムの音質は「見た目」では分からない。豪華な機器やSPをただ揃えただけでは「見た目」は良いが、「音質」は別の観点になる。SPのセッティングや機器の組み合わせ、ケーブル等のグレードの判別などオーナーのスキルが「音質」には絡んでくる。

個人的には20㎝クラスのシステムを大事に「音質」に拘った鳴らし方をされている方に興味が有る。

サブシステムのレイアウト変更

2019年06月10日 | ピュアオーディオ

サブシステムのレイアウトを変更しました。従来置いていたC3とGE6550ppパワーアンプを撤去してサトリのミニプリ・パワーアンプを持って来ました。SPの2階建ても安全の為に解消して、本来のセッティングに戻しました。機器が大きい上に数が増えすぎました。その内に処分を考えています。自宅システムが鳴り出したらサブシステムは不要になります。(保険のつもりで確保していた)


ケンソニックのC200+P300はLE8Tシステムを従来通りドライブします。サトリのアンプでD208システムをドライブさせます。




眠らせるC3とGE6550ppパワーアンプは次なるステップの為に手を入れて復帰させる予定。TA-4300チャンデバも使える様に手を入れる予定。梅雨の雨の日に作業を入れたいと考えています。