現在使用中のサブシステムはJBL:LE8T+TW47ツィーターの1種類のみになりました。LE8Tは古くからJAZZが聴ける名器として、部屋に制約されている方(サラリーマンが多い)に根強い支持をされています。
LE8T(20㎝フルレンジ)はそのまま1発で全帯域をカバーしてくれますので、そのままで十分通用する音のバランスを持っています。下手な2ウェイや3ウェイ機より低・中・高域の音のつながりがシームレスで非常にコンパクトにまとまっています。
このLE8Tに自分で設計したSTM-22トレールを使うと、床面の強度が十分に有れば、38㎝クラスの低音感が得られます。まさにフロアー型の鳴り方をしてくれます。(ただし箱内配線を高性能な配線材でする事が前提)
以前旧事務所で鳴らしていた時も、後ろに置いていたRCA箱(D130×2発)の大型システムが鳴って居ると錯覚された方が多かったです。
このLE8Tで私は「クラシック音楽」をメインに聴きます。クラシックでも十分に音楽を堪能できます。実際に聴かれた方は「音数」・「質感」・「音場表現」等十分だとおっしゃる方もいらっしゃいます。
個人的には、隣の部屋にメインのオリンパスシステムが有りますので、こちらを聴いてからはどうしても「サブシステム」だな・・・としか判断できません。多分、このLE8Tシステムをメインにされている方には十分な音量なのだと思います。
このLE8TにTW47ツィーターを足した事で、シンバルの実在感が増しました。キレと響きの良いシンバルの音を手に入れました。まだ鳴らし込みが足りないのか弦楽器の再現はイマイチの状態。ただ、オーケストラものなら十分な質感で楽しめます。
よく覚えていないが、LE8Tのシステムは多分6セット目だと思う。マルチアンプシステムの低・中・高音の音量調整用に不可欠な音のバランスだと思っている。このサウンドを聴いて、マルチアンプの音量バランスを取る・・・と云う使い方をしている。現状ではもうメインシステムのチェック用には使わないが、そばに置いて置きたいシステムです。