昨日は1日SONY製のリボンツィーターの試聴をしていましたが「採用不可」の判定となりました。
次に一緒に購入したトリオ製のリボンツィーターを試しています。音が「出しゃばらない」点は好印象ですが「分解能が高くない」様に感じます。「音の品位」も感じられません。価格を考えると過大な期待かもしれません。
オリンパスシステムとSP-707Jシステムにはデッカ レビンソンタイプ リボンツィーターを使っています。この2つのシステムの音色は「特出」すべき「音色」を持っています。システムの音色を決定付けています。実に品位が高く、バイオリン等の弦楽器の質感を艶やかにしてくれます。
UREI#813Bシステムにはピラミッドのリボンツィーターを組み合わせています。このツィーターはJBLとは合わなかったですがALTEC系とはドンピシャのマッチングをします。JBLとALTECではユニットの「位相」が違うのではないかと考えさせられました。このピラミッドも素晴らしい質感をしています。実にエネルギーが有って瑞々しい音色にしてくれます。
今回のリボンツィーターは2種類とも「外れ」の様ですので「取付」を見送ります。デッカやピラミッドクラスのツィーターでないと「音色」や「質感」までも替える事は難しい様です。
他にも候補のツィーターが有ります。フィリップス当たりは非常に好ましく思っています。こちらは価格も安く音の品位も高く、癖もないので1番の候補です。
一般メーカの場合はスピーカは出っ張ります。
なんだかなーの混乱を起こしやすいです。
JBLのSPには「正層」・「逆層」の話が付きまといます。
組み合わせるツィーターにもこの「位相」が関係し、合うものと合わないものが有ります。
実際にデッカとピラミッドのツィーターを同じ装置で試して見ましたが、「位相」が違います。