やっとF-15Lが修理を終えて帰ってくる事になりました。先月26日に発送して約1ヶ月かかりました。一般的な検査では「正常」との事で他の修理屋さんでも云われていました。今回は不具合の原因と対策をお願いしましたので、調査に時間がかかっています。
不具合の内容は「ローインピーダンス不対応」でした。F-15Lはアンバランス回路にXLRソケットを付けて有る機種なので、前後の機器(プリ・パワーアンプ)がバランス回路で有った場合、対応できなかった様です。設計時点での不具合と思います。まだバランス回路が普及する前の商品なので致し方ない所かも知れません。
不具合の内容は、「低域パワーアンプの電源を入れるとブレーカーが落ちる」や「低域パワーアンプの電源を切るとキュッと音がする」と云うもので、「異常」な状態で有ると判断できますので修理に出しました。不具合は中・高音も同じですが、症状が出なかったのは中高域はそれほどローインピにならないからだと思います。これと同じ事が以前M-60でも発生しましたので疑っていました。古い機器ではこの様なミスマッチも出て来ますので注意が必要です。
本日修理屋さんを発送し、日曜か月曜日には到着の予定です。