一般の容量のケーブルから「大容量」(音数・エネルギー感が多い)ケーブルに替えると。2つの「ふん詰まり」モードが有ります。
1)信号ラインのふん詰まり
2)電源ラインのふん詰まり
信号ラインのふん詰まりは電源ラインのふん詰まりより軽い症状になります。今回UREI#525のふん詰まり例から、「電源系のふん詰まり」では「トランス類」(電源トランス、インプットトランス、アウトプットトランス等)のふん詰まり方が特にひどい様です。
同じ様に信号系でもトランスを使って有るバランス回路の場合、そのトランスが最大のネックとなると思います。他にはコンデンサーもふん詰まりの傾向が強い様に推定しています。
「ふん詰まり」と云っても電気は流れている訳ですので音は出ています。但し、周波数バランスや音量のバランスが大きく崩れています。これを正常化させる手立ては「使い続ける事」しか今の処有効な方策を見出していません。