自宅システムは3ウェイマルチアンプシステムです。「鳴らし込み」も1年半を過ぎて、アンプの活性化も終わっていますが、高域の「音の量」がどうもおかしいバランスです。その原因は、SP端子にあるのではないかと思っています。
今回交換前のTA-3120A(50W/ch)です。写真ではチャンデバの左側のアンプです。
TA-3120Aのリアパネルです。電源のインレット化とRCAソケットの交換を終わっています。SP端子はSONYオリジナルでした。このSP端子だと内側8㎜のYラグだとYラグの片側の点接触になります。
昨年最初に使っていたTA-3140F(35W/ch)です。この時はSP端子やRCAソケットの交換をしていませんでした。
今回はSP端子やRCAソケットを上の写真の様に交換して、8㎜のYラグSPケーブル対応にしています。
出てきた音は「過不足ない音」でした。高域の量感が中域との繋がりも良く、非常に滑らかな音のバランスになりました。思うに、SONYオリジナルのSP端子では、私が標準にしている8㎜YラグのSPケーブルに会わなかったのだと思います。この端子は、そのままフルテック製SP端子に交換できます。
次は、「フルテック製」のSP端子に交換でしょうね。こちらに交換すれば更に音数の増加や音のヌケ・キレ・ノビが大きく改善されます。一緒にディネッセンのアンプの方もRCAソケットとSP端子をフルテック製にすれば、自宅システムは「音質対策完了」になるでしょう。中々重い腰が上がりませんでした。