昨日 SCS-34 のお話を致しましたが、もう一つ SCS-35 も製作しています。
使うSPの再生周波数帯に合わせて使い分けします。
さて、その中身はと言いますと
1)SCS-34・・・(SCS-33+SCS-32×2)=1本
2)SCS-35・・・(SCS-33×2+SCS-32)=1本
となります。
この太さが想像できるだろうか?1セット/4本 なのです。
高域が足りないと感じる場合・・・SCS-34
低域が足りないと感じる場合・・・SCS-35
の選択が良いと思います。
いずれにしても従来のSCS-33の上を行く音質な訳で、実際の市販化はSCS-34のみとなります。SCS-35は硬くて取り回しが厳しいです。
SCS-35の音質ですが、自宅の707Jシステムでメインアンプ~ネットワーク入り口までに使用しました。
音の充足感が格段に上がると共に音のキレ・余韻を見事に両立しています。濡れたような質感は34に一歩譲りますが、「生演奏の雰囲気」の点ではこちらが最強になります。
もうしばらく聴き込みを続けていきます。