昨日紹介しましたWE310A×2のプリアンプ(Trail仕様)のサウンドをご紹介します。
昨日12AU7×2のマランツタイプのプリ(Trail仕様)からWE310Aプリに変更した途端、今まで聴こえていなかったものが沢山聴こえてくるようになりました。昨日はこの試聴をするはずだったのですがお客様が見えられたので延期しました。本日ゆっくりとサウンドを確認しました。
装置はCDP SD-9500 →プリWE310A →パワー MC2500 →銀箱です。ケーブルはSCR-15とSPケーブルにSCS-34をいんちき接続。
そのサウンドはショックです。オリンパスシステムや自宅システムを一気に抜き去ったサウンドです。
現状では各システム共にプリアンプやチャンデバがネックと思って色々試行錯誤をして来ましたが、これほどまでに「表現力」が違うとあっけに取られます。
まず「鮮度感」、素晴らしいの一言。情報量とスケール感が大きくなっていま す。音色もシルキーさも併せ持ちながらシャープにキチッと出してきます。MC2500はもう古い機器なので処分を考えていましたが、今まではこのアンプの実力を使いこなしていなかったんだと思い知らされました。
この組み合わせのサウンドは見てくれとはまったく違う性能です。凄まじい音圧をかけるとかけた分反応してくれます。銀箱はもともと容積が小さいので低音は出にくいと思いますが、先日の620Aを軽く越えています。620Aを繋いでいたら「もうこれで良い!!!」と思ってしまっていたでしょう。
MC2500のSP端子が小さいのでいんちき配線をしていますがこれでもオリンパスが追い抜かれています。如何にアンプ内で「伝送ロス」をしているか思い知らされます。