EC-138システムとSP-LE8Tがいなくなりましたので次のSPを考えています。次に何をするかを考える時は「夢」が有って楽しい一時です。
今までに、フロントロード型、バックロードホーン型、バスレフ型、密閉型のウーハーボックスを使って来ました。その結果、「密閉型」の箱は「音のこもり」が出るので個人的には除外します。
バスレフ型もバスレフポートの大きさが小さいと「音のこもり」が出ますので、出来るだけヌケの良いサウンドになるように調整が必要です。
バックロードホーンの箱は「音が後から遅れてくる」ヌケの悪い音と思われている方が多いと思いますが、本当に鳴らしきるとそんなことはありません。個人的にはこのバックロードホーンのヌケのよいサウンドが好きです。(雑誌の評論でバックロードホーンの悪いポイントを指摘していた評論家がいましたが、その方は使いこなせなかっただけの事なんですね)
フロントロードは前から見るとロードホーンになっていますが、後ろから見ますと「密閉型」や「バスレフ型」になっているものです。
どんな型であっても「音のヌケ」が悪い箱は避けたいものです。500Hz以下の帯域が全体のサウンドの70%以上を占めますのでウーハー箱選びは大切です。
中高音はその点「コンプレッションドライバー」や「ホーン型」・「リボン型」が使えますので後でもどうにでも出来ます。中高音に「コーン型」と「ドーム型」のユニットは眼中にありません。
オイロダインは現物をじっくりと観察した結果、「触らない方がよい」と結論していますのでこちらも考えていません。価格も平面バッフルの大きさも今回の対象外です。
SPとは「出会い」であり、「縁」が必要だと考えています。もう少し楽しませてください。