実際に「ウーハーのパラレル化」を実験している自宅の707Jシステムと事務所のRCA箱システムで「追加のウーハー」を付けたり外したりを繰り返して試聴を続けています。
自宅のシステムでは「質感」に若干違和感を覚えますが「音数」は圧倒的に改善されます。RCA箱システムでは同じメーカー同士で名器同士の組み合わせですのでさすがのマッチングです。
今朝も外して聴いて、付けて聴いてをやっていますが「もう外せません!!!!!」。
RCAシステムの500Hz以下をD130(16Ω)×2発にLE8T(16Ω)1発を加えたサウンドは「絶品」です。ほぼこのRCAシステムも完成の域に来ました。毎日このシステムの演奏を聴くのが楽しみです。
こうなると、自宅707システムにも、オリンパスシステムにも同じLE8T(16Ω)を加えなくてはなりません。また出費ですね。もうこのサウンドを聴いたら後に戻れません。
ただ707Jシステムもオリンパスシステムも「LE8Tの置き場所」に困るのです。うまく設置場所を確保しないといけません。そうなると既存のSP-LE8Tの箱では大きすぎますので「特注」でエンクロージャーを作らないといけません。・・・ああ、また追加出費!!!!。
この箱で低音が出ないのではなく、一般の方と違った理論で低音を考えています。
この緻密な低音を聴かれたら病みつきになります。
「低域のパラレル化」は異なる「位相」を発生させる実験です。
低音ユニットに限らず、「1種類のユニット」には出せる音の限界が有ります。
イメージ的にはサインカーブの音にコサインカーブの音を組み合わせているとお考えください。