片chのトラックダブりで残響が付いて聴けなかったA-7400RXが突然治った。トラブルの最初は2トラックと4トラックの切替SWを触ってからで有ったと思っていたので、出来るだけ4TRのテープをかけ、2TRと4TRのSWの切り替えを毎日繰り返していた。それが突然正常なサウンドが出始めた。4TRがまったく何でもなかったかの様に正常なサウンドが出て来た。
内心「困った。オーバーホールに出さないといけない。費用をどうやって捻出しようか?・・・」と悩んでいた。それが嘘の様に鳴り出した。おそらく前オーナーは4TRを殆ど使っていなかったと思っていた。試しに使う程度では異常はなかったが、毎日鳴らし込んで行くと「使っていなかった部分(回路)やSW」に酸化膜が悪さをするだろうとは推測していた。これで一安心、音楽を楽しめる。
4TR19cmのカウントベイシーの生録のテープをかけているがご機嫌だ。スウィングするジャズのノリノリの演奏がそのまま楽しめる。昨日の配線交換で高域が伸びてCDと遜色ないくらい出る様になった。シンバルの音色が全然良い。
7400RXはまだ鳴らし始めて1ヶ月にもなっていない。まだ後2ヶ月くらいは「機器の活性化」の為に必要だと思う。またいつ突然トラブルが来るかも知れない。
どうやら7400RXのネックポイントは通り過ぎた様です。治ったと云ってもまだ不安定です。しっかりと「電気の道」を作ってやらないと・・・。30年眠っていた機器だけに起こすのも大変です。まだ次なる不具合が出るかも知れません。
CDが普及して「録音」が廃れましてね。でもこうやってオープンデッキで聴いて見ますとCDのサウンドが何と薄っぺらい物か!!!
私もカセットとチューナー、アンテナを準備していますので、「録音の楽しみ」に嵌りそうです。