真空管は1940年ごろから1970年頃までが「本格生産」の時代だと思います。以降はトランジスターにとって代わられていますので、以後生産された真空管とは一線を画す「品質」と「音質」が有ると感じています。
現在真空管アンプを所有しても「予備球」と「音質の良い球」を探すのが大変です。管球アンプは20歳頃から使っていますが、2年ほどですべて手放してこの30年ほどはトランジスターアンプでオーディオをやって来ました。
真空管アンプに凝りだしたのはここ3年くらいですので私自身「初心者」みたいなものです。しかし、「真空管アンプ」に拘って回帰したのには理由が有ります。Tr型アンプで100万円オーバーな価格のアンプの「音質」を真空管アンプなら20万円くらいで作れるのです。
実際に自宅の3B252Bシングルアンプ、専務宅のEL34ppモノアンプ×2、6L6ppアンプ等とマッキンやアキュフェーズ、サイテーション等の弩級アンプと音質比較して「真空管アンプ」に簡単に軍配を上げました。ただし、私の管球アンプ(Trail仕様)は一般の管球アンプの音とは随分と違います。ソケット、半田、配線材に非常に拘って作成していますので、反応の良さやSN比等はTr型アンプをしのぎます。艶っぽい音色も有ります。
しかし、真空管は作成したメーカーや規格、形が様々で、どれが「差し替え可能」なのか良く判りません。その規格を整備したものが有りますので参考にしています。下記URLを参照ください。
http://oldtube.com/CV-code%20MATRIX%20table-20060527.htm
これは、CV規格(英国空軍規格?)と云うもので、その互換球も型番も記載してあります。全ての互換球を記してある訳では有りませんが、非常に有効な一覧表です。
6L6の球については以下のURLを見て勉強しました。
http://www3.osk.3web.ne.jp/~euvalve/gallery/6l6.html
参考にしてください。