昨日、今日とお休みなので日頃十分に聴けないオリンパスシステムで、ゆっくりとJAZZを楽しんでいましたら15時40分くらいに電話が鳴り、西野さんから「SOS信号」との事で急遽植木町のご実家の方に飛んで行きました。
香川の丹波さんから今度お借りされたFX-3の片方のSPから音が出ないとの事。到着して早速テスターでチェックすると「OL」の表示、「断線状態ですね」。
SPの外観から見て、外からはまるで手を入れる事が出来ないのですぐさまウーハーユニットを取り外して、SP端子裏側の接続を確認して見たら、半田付け部が外れていました。
半田付けを完了して音出し確認。無事に両chから音が出ています。FX-3の音ははじめて聴きますが、ユニットが1000モニと変わりませんからやはり1000モニのサウンドがしました。
西野さんのシステムはCDP:マランツ プリ:アキュC-280L パワー:バクーン上級パワーアンプの組合せで、出ていたサウンドは「木目が細かく清楚な質感で音がびっしり詰まった」サウンドでした。まだ繋いだばかりの音出しの状態でしたので「前に押し出してくる」ような躍動感は感じませんでした。
静かに音楽を楽しむには十分な質感だと思います。バクーンのパワーアンプは「猫を被った」虎か狼の様に不気味な存在に感じました。おそらくFX-3ではその持てる力の1/10も出せないのでは?とも想像します。本当はもっとすざましいサウンドが出せるのではないだろうか?色々な パワーアンプを使った経験からその潜在能力のすごさを感じます。