昨日、パワーアンプのパワー管を東芝製の6L6GCに交換した所、俄然音に輝きが増して魅力的なサウンドに変身しました。そうやって聴き込んで行くと「低音がこもっている」と云う風に感じ始めました。「ヌケ」が今一つ? かな?・・・。
以前このEC-138システム用に「パイプダクト」を予備に購入していたのを思い出し、メクラ板を外してパイプダクトを追加して見ました。
気になっていた「低域のこもり」がすっきりとヌケて非常に軽やかなサウンドに変身しました。元々D130はバックロード箱でも使えるように使って有りますので、後面開放型の箱でも鳴るのです。
EC-138の箱はJBL#4333Aとほぼ同じ容量の箱でかなり頑丈に作って有りますが、本来は#2215や#2231Aの重いコーン紙のウーハーを使うのが一般的です。(重低音を出すため) 私はこのプロ用ユニットの「味気なさ」が嫌いなのと反応の速さを求めてD130を使っています。#2215や#2231Aをお使いの方は一度パイプダクトを増設してみては如何かと思います。
ここで使っているD130は「中期型」の8Ω品です。「初期型16Ω品」と比べると質感が落ちます。予算に余裕が有れば16Ω品に交換したいところです。