昨日のブログで、「録音」に不具合が有ると書いていました。その時点でトラブルシューティングをあちこち調べていました。「録音出来ない」場合は、オープンデッキの場合殆ど「ヘッドクリーニング」が出て来ます。まず「ヘッドクリーニング」を疑うべしとの、オープンデッキの修理屋さんのコメントを見つけ、再度「ヘッドクリーニング」にトライしました。
まずは作業しやすい様にテーブルの上に置いて、椅子に座って楽にやれる様にセットしました。
ヘッドカバーも外して、少しでも良く見える様にしています。
前回ヘッドクリーニングは11日にしていますので、3日~4日分のスケールが溜まっています。オープンデッキの修理屋さん曰く、「綿棒で拭いても取れないもの」も有るとの事。それならば「回数」で立ち向かおうと考えました。
今回も綿棒10本を使いました。結構力が要ります。ヘッド4個にリールシャフト、ピンチローラー、送りローラー・・・と前回清掃した所も再度念入りに清掃しました。「清掃は点検なり」と云うTPMの思想も十分知っています。
前回クリーニング時に録音ヘッドに小さなゴミがこびりついて取れていない事を知っていましたので、今回はそれを完全に取り除きました。
クリーニング後は、・・・「正常」に録音が出来ました。これで完動品になりました。40年前の機械ですが、非常に丈夫に出来ています。モーターシャフトの芯ブレも殆どなく、インピーダンスローラーの精度も素晴らしく、動いていない様に見えます。これで、安心して録音もできる様になり、CDからのダビングを楽しみたいと思います。
CDからのダビング???と思われるでしょうが、これが面白いのです。CDPラインからの音とオープンデッキからの音では、「音の柔らかさ」、「音の線の太さ」等やはり違います。どちらが良いとか簡単には云い切れません。
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