LE8Tの20㎝フルレンジユニットを使ったシステムは、20年以上前から使っていた。鳴らしているとお客さんが欲しがり、直ぐに持って行かれてしまう。実際に、SP端子と箱内配線を交換して、トレールに載せたサウンドは、「直打ち」の床の上で使うと38㎝クラスの雄大なスケール感で鳴る。後ろにある38㎝Wフロントロードシステムが鳴っていると錯覚したほどだった。
サンスイSP-LE8Tは7セット目ではないだろうか? このSPの特徴は「音のバランスが良い」のが最大の特徴ではないか?と思っている。コーン型のユニットとしては白眉だと思う。
組み合わせるアンプの質によってその表情は大きく変わる。写真では6L6ppパワーアンプを組み合わせていたが、アンプの内部配線を交換していたのでスーパークラスのサウンドに仕上がっていた。