Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

音質アップの本質

2011年07月30日 | ピュアオーディオ

この頃はアンプの内部配線交換ばかりして音楽を楽しんでいない様に思う。機器の音質アップは嬉しくも有り楽しいモノだが、本質は音楽を楽しむ事に有る。「良い音で楽しみたい!!!」と行動しているが、本質を忘れそうになる。

システム数が多いのでどれも一様に音質を上げようとすると、時間と手間がと金額が倍数でかかってくる。こんな音質アップのやり方を7年も毎日続けてくるとそれが日課の様になってしまう。そろそろ一度落ち着いて音楽を楽しむ頃だと思う。

本当に聴きたいシステムは最終的には1セットになるだろう。現在最高の音質になっているのはオリンパスシステム、でも一番好きなのはRCA箱システム。自宅のシステムは好きな音量に出来ない処が辛い。(本当の実力を確認していない) 住宅地の中では遮音装置をしていないと爆音には出来ない。ここの処RCA箱システムを良く聴く。事務所では音量を爆音レベルに出来る処が楽しい。


SuperTrail仕様も良いけれど・・・

2011年07月30日 | ピュアオーディオ

SuperTrail仕様も良いけれど、準備した300mの銀線がもう底を尽き出した。材料費(ケーブル代)がバカになりません。後2台のパワーアンプで小休止です。次の予算を確保しないといけませんが、現在のところ目途が立ちません。

アンプの内部配線を「銀メッキ線」→「銀線」に交換した効果は素晴らしいモノが有ります。¥100万円のアンプが¥300万円以上のアンプに変わったの様な音質アップをします。音のキレ、透明感が更に上がり、音数が増え音の厚みとなって現れます。またレスポンスの速さも加わります。何よりも「質感」が絶妙になります。とにかく「見通しの良い音」で録音されたその場が透き通って見えるような感じです。

銀メッキ線でも何でも良い訳では有りませんが「ブルースーナー」も素晴らしい質感とサウンドだと思います。ですが、ゴールドスターシリーズのケーブルを使った配線は更に飛びぬけて良いです。

ケーブルにはそれぞれに「周波数特性」や「音のバランス」が有ります。その中で使えるケーブルを探す又は作る事が必要です。私の場合、アンプの内部配線で有ろうとSPケーブルと同じグレードにしなければ「伝送ロス」が大きくなると考えています。

管球アンプの場合、メーカー製から始められると思いますが、内部を見てみればその配線のショボさにビックリされるでしょう。雑誌等で紹介される「自作アンプ」の内部配線もたいていお粗末なモノです。使う場所によって5種類ぐらいの配線材を使って有るのを見る事も有りますが、私から見ればどれも大した差はない様に思えます。「電気屋さんは回路に凝りたがる」モノですので、4Mの中のメソード(方法)ぐらいです。4Mを考えると「聴く耳」(マン)とマテリアル(材料)と原理原則も考えるべきです。材料でもCR類やトランスには拘られるのがほとんどで、「配線材」の「伝送ロス」を考慮されたモノは少ない様に思います。私から言えばCR類やトランスよりも音質に効いて来るのは「配線材」の質です。